藤ヶ谷太輔&奈緒、『傲慢と善良』原作小説の魅力を語る “出会い”を収めた新場面写真も
9月27日に公開される藤ヶ谷太輔と奈緒のW主演映画『傲慢と善良』の新場面写真が公開された。
本作は、辻村深月の同名小説を原作としたドラマティック恋愛ミステリー。『東京喰種トーキョーグール』や8月9日に公開される『ブルーピリオド』を手がけた萩原健太郎が監督を務め、ドラマ『最愛』(TBS系)などで知られる清水友佳子が脚本を手がけた。
藤ヶ谷が、30代になりマッチングアプリで出会った真実と付き合うもなかなか将来を決めない“傲慢”な主人公の西澤架を演じ、奈緒が、親の敷いたレールの上で“善良”に生きてきたが、婚約直後謎の失踪をとげる坂庭真実役を担当。そのほか、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里らが共演に名を連ねた。
原作が発売された当初から衝撃を受け、これまでも様々なメディアで“好きな小説”として紹介し映像化を熱望してきた藤ヶ谷。「この本に出会ってから、いろんな人に『絶対読んだ方が良い』とお勧めしています。だから『こうありたくなかったな』っていう傲慢な自分になっています(笑)。もっと早く出会ってたかった本ですよね。10代で出会ってたら、また違った20代のスタートだったのになって。未だに刺さり続けていて、辻村先生の書く言葉たちが、とにかく心に残るし、あの時、自分が置いてきた気持ちを先生が言語化してくださったみたいな、そんな勘違いの出来る一冊です」と、人生の中で特別な一冊である原作『傲慢と善良』への思いを語った。
また、藤ヶ谷と同様に、辻村深月作品には並々ならぬ思いがある奈緒は「私は辻村さんの小説が本当に大好きな中で、今回の映画は、改めて男女のすれ違いってすごくミステリーなんだなって思ったんです。真実の“嘘”について、気づくポイントが男女で全然違ったり、読者の中でもすれ違いが起きるって、すごいことだなって思います。藤ヶ谷さんが(みんなに)『読んで』って言いたくなるのは分かります。出会ってほしいって思います。もし私が10代の時に出会ってたら、20代の間で出会ってきた自分の中の“傲慢さ”をもうちょっと許せたかもしれないとも思います」とコメントした。
公開された場面写真には、マッチングアプリで知り合った架と真実の出会いのシーンが収められている。長年付き合った彼女にフラれたことをきっかけに、婚活を始めた架(藤ヶ谷太輔)は、アプリを通じて何人もの女性とデートを重ねるが、なかなかしっくりこない。そんな中、控えめで気の利く真実(奈緒)と出会い、交際を始めやがて婚約するが、ある日、突然真実が失踪を遂げる。そして、彼女を探すうち、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知るのだった。
■公開情報
『傲慢と善良』
9月27日(金)全国公開
出演:藤ヶ谷太輔、奈緒、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里
原作:辻村深月『傲慢と善良』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
監督:萩原健太郎
脚本:清水友佳子
音楽:加藤久貴
主題歌:なとり「糸電話」(Sony Music Records)
製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:アスミック・エース
©2024「傲慢と善良」製作委員会
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