小芝風花×大島優子はなぜ“最強”の組み合わせなのか 『GO HOME』バディの掛け合いは必見
そんな風にバディを組む相手によって、小芝は全く違った顔を見せてくれる。今回、その相手となる大島は子役時代から多くのドラマや映画に出演していたこともあり、安定感が抜群。特に『七人の秘書』(テレビ朝日系)、『ネメシス』(日本テレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)など、複数人で構成されたチームの活躍を描くドラマには必ずと言っていいほど大島の姿があり、一歩引いたところから新人を見守る役どころを演じることが多い。その安心感といったら半端ではない。有能なサポーターとして、名バイプレイヤーとして、作品の地盤を固めてくれる頼もしい存在だ。
本作で演じる真も、桜とは同期入庁とはいえ、年齢は10歳年上。また天真爛漫で明るい桜に対して、真はクールで冷静沈着とキャラクターは相反する。ゆえに今回は小芝がバディとして振り回す側で、大島がそのストッパー的な役割を担うのではないだろうか。一方で、桜の熱く前のめりな姿勢が真に影響を与えるシーンもあるだろう。「1人でも多くの身元不明者を家族の元に帰したい」という思いだけは共通する2人が互いの足りない部分を補い合いながら、捜査官として成長していく姿を楽しく見守りたい。
■放送情報
『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』
日本テレビ系にて、7月13日(土)スタート 毎週土曜21:00〜放送
出演:小芝風花、大島優子、阿部亮平、柳美稀、戸次重幸、半海一晃、高島礼子、吉田鋼太郎
脚本:八津弘幸、佐藤友治
音楽:横山克
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:荻野哲弘、鈴木将大、本多繁勝(AX-ON)
演出:菅原伸太郎、大谷太郎ほか
制作協力:AX-ON、アバンズゲート
製作著作:日本テレビ
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