『スマホを落としただけなのに』最終章、新映像公開 井浦新、田中圭、白石麻衣らも出演へ

『スマホを落としただけなのに』最終章新映像

 映画『スマホを落としただけなのに』シリーズの第3弾『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』の公開日が11月1日に決定。あわせて、新キャスト情報と最新映像が公開された。

 スマホを落としたことで、連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いた北川景子主演のSNSミステリー映画『スマホを落としただけなのに』。当時無名の新人作家であった志駕晃による小説を映画化し2018年に公開されると動員は150万人を超え、興行収入19.6億円の大ヒットを記録した。2020年に公開された続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』では、刑事役の千葉雄大が主演となり、連続殺人鬼の成田凌とタッグを組む内容に。コロナによる緊急事態宣言での映画館休館を挟みながらも動員90万人を超えて、興行収入11.9億円のヒットを記録。その後、韓国で映画化され、そして中国でもリメイクが準備中であるなど、日本のみならず世界でも話題を呼んだ。そんな人気シリーズが、3作目で壮絶な“最後”を迎える。

 長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。ただ、スマホを落としただけなのに……。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野(成田凌)は、事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。浦野は、一体どこに――。平穏な日々が続く中、突如として日本政府に、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウル。これは浦野の仕業なのか。謎の黒髪美女・スミン(クォン・ウンビ)の正体とは。日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットの“ファイナル ハッキング ゲーム”がいま始まる。

 主演を務めるのは、人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼・浦野を演じた成田凌。そして1作目の北川、2作目の白石麻衣に続いて、IZ*ONE(アイズワン)でリーダーを務めていたクォン・ウンビが本作でヒロインを演じ、前作で浦野を追い詰めた刑事・加賀谷役で千葉雄大も続投する。

 新たに『スマホ映画』シリーズでお馴染みのキャストの続投も決定。警察庁公安部の刑事・兵藤彰役の井浦新、第1弾・第2弾ともに登場してきた富田誠役の田中圭、加賀谷からのプロポーズを受け夫婦となった前作のヒロイン・加賀谷美乃里役の白石麻衣、加賀谷の神奈川県警時代の先輩刑事・毒島徹役の原田泰造らが続投キャストに名を連ねた。

 さらに新キャストとして、韓国の反政府組織「ムグンファ」のNo.2で、日韓首脳会談へのサイバーテロを企てるために浦野を取り入れるキム・ガンフン役を、韓国での約12年間のキャリアを活かし全編韓国語で演じる大谷亮平、浦野が敬愛する韓国の剥製師・チョン・ハクソン役を佐野史郎、加賀谷の出向先の上司で内閣官房サイバーセキュリティ室室長の窪田逸子役を真飛聖。闇サイト・ダークウェブでハッキング情報を仕入れていた浦野の模倣犯・長瀬明役を猪塚健太、イヤフォンコードに引っかかり、富田のスマホを落としてしまったカフェの店員・瀬戸千春役を髙石あかりがそれぞれ演じる。

映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』特報|2024年11月1日(金)公開

 公開された最新映像では、過去シリーズに続き今回も富田(田中圭)がスマホを落としている場面から始まり、黒髪の美女ばかりを狙った連続殺人鬼・浦野の姿が映し出されている。そして新たな舞台は韓国へ移動し、「あなたを剥製にしようと思ってるんです……」という浦野の台詞や、新旧キャストたちの姿も確認できる。

 また、本作の韓国・富川(プチョン)で行われるプチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)への正式招待が決定し、ワールドプレミアの実施が決定した。7月4日から7月14日の11日間にわたってソウル郊外の京畿道富川市(キョンギ道プチョン市)で開催される第28回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭は、ホラー、SF、ファンタジー、アクション、サスペンス、スリラーなどエンタメ性の高い話題作が世界中から集まるアジア最大級のファンタスティック映画祭。2024年は49カ国・地域の長編・短編映画計255作品が上映される中で、「Mad MaxX(マッドマックス)」部門という、映画祭の歴史に名を連ねてきたジャンル映画の巨匠たちによる15本の新作の中の1つに選出され、中田秀夫監督の実力が認められた形での招待となる。7月4日には、2023年5月に完成したばかりの富川アートセンターで開幕式が開催され、レッドカーペットには各国の有名スターが勢揃いする。

 映画祭への招待を受け、主演の成田は「ワールドプレミアという形でいち早く韓国のみなさんや、世界のみなさんに届けられることを嬉しく思います」と喜びのコメントを寄せた。

(左から)千葉雄大、成田凌、クォン・ウンビ

成田凌(浦野善治役)コメント

映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』で殺人鬼・浦野を演じました、成田凌です。この度シリーズ第3弾を迎えた本作が、韓国で行われるプチョン国際ファンタスティック映画祭に招待していただくことが決定いたしました!
本作は浦野が逃亡した潜伏先が韓国!ということで映画の舞台になっていますし、
ヒロインは K-POP スター、クォン・ウンビさんが演じてくださっているので、
ワールドプレミアという形でいち早く韓国のみなさんや、世界のみなさんに届けられることを嬉しく思います。

■公開情報
『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』
11月1日(金)公開公開
出演:成田凌、クォン・ウンビ、大谷亮平、白石麻衣、井浦新、佐野史郎、真飛聖、利重剛、猪塚健太、髙石あかり、田中圭(特別出演)、原田泰造(特別出演)、千葉雄大
原作:志駕晃『スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス』(宝島社文庫)
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也
音楽:堤博明、カワイヒデヒロ
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
©2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会
公式サイト:https://sumaho-movie.jp/
公式X(旧Twitter):@sumaho_otoshita

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