『Believe』木村拓哉が怒りに打ち震えた鬼の形相に 狩山が最後に信じられる人物は?
狩山を逃がしたのは、帝和建設の悪評を増長させるため。そうすることで榛名は龍神大橋の建設再開から帝和建設を切り、自身は危ない橋を渡ることなく身を引くことができるというわけだ。密談の席で磯田は土下座も虚しく榛名から手を切られるが、それは帝和建設にも暴露という“逆襲”のチャンスが残されているということでもあるだろう。榛名が去り、土下座から頭を上げる磯田の表情には怒りと悔しさが滲んでいる。
第7話で狩山は弁護士の秋澤(斎藤工)と坂東と接触をするが、自分のこと以外信じることができなくなった狩山の冷酷な眼光。特に差し伸べられた手をあっけなく引っ込められた坂東に向ける怒りに打ち震えた鬼の形相、その瞳の変化は木村拓哉が狩山として初めて見せた表情、演技である。
最後に唯一信じられる存在は愛する妻の玲子(天海祐希)。しかし、彼女にもまた狩山は裏切られようとしていた。
■放送情報
『Believe-君にかける橋-』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:木村拓哉、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也、上川隆也、斎藤工、小日向文世、天海祐希
脚本:井上由美子
音楽:林ゆうき
エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、髙木萌実(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
監督:常廣丈太(テレビ朝日)
樹下 直美(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/believe/