稲垣吾郎、内田有紀からの「稲垣くん」呼びに喜び 石橋静河は2人を見て「ほっこり」

稲垣吾郎、“芸能界の同級生”内田有紀を語る

 第1話の印象的だったシーンを聞かれた稲垣は、リキがアメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受ける場面を挙げる。卵子提供ではなく、代理出産を持ちかけられたリキはその引き換えとして多額の報酬を提案される。その時に目の色が変わる、欲望のスイッチが入る石橋の芝居を称賛した。

 稲垣が演じる基は元トップバレエダンサーの役で、実際にバレエの先生からの指導の下、現場で芝居をしていった。基の母・千味子(黒木瞳)は元世界的バレリーナ。家には稲垣が見事な跳躍を見せる写真が飾られている。クラシックバレエの経験者でもある石橋は、「本当につま先が綺麗で感動しました」「説得力がすごい」「王子様のよう」だと太鼓判を押す。一方、妻役の内田は、バレエダンサーとしてのストレッチを稲垣は身体が硬いことから筋トレにしていたことを暴露。「無邪気で素敵だったので癒されてました」と懐かしみながら、「この後、稲垣さんの身体の柔らかさを堪能できるシーンは?」という記者からの質問に、内田が代わりに「たくさんふんだんに出てきます」と返答していた。

(左から)稲垣吾郎、石橋静河、内田有紀

 会見中は内田が「稲垣くん」と呼ぶなど、夫婦役として仲睦まじい関係になっていることが伝わってくる雰囲気に。幼い頃からバラエティ番組で共演してきた2人は「稲垣くん」「有紀ちゃん」と呼び合う仲だった。芝居での共演は今回が初。

 「同じ芸能界で、同じ時代に一緒に頑張ってきた仲間としての纏う空気感みたいなものが、もしかしたら似てるのかねってさっきも話していて。同級生と一緒にいられてるような気分で、嬉しいですよね」と夫婦役を演じる上で適任の相手だったと稲垣が話すと、内田も「最初から本当に同じ空間に暮らしているような気持ちにさせていただけた」と述べる。現場ではたまに「吾郎くん」、さらには一度「吾郎ちゃん」と呼んできたと稲垣が自ら切り出すと、内田の「かわいすぎて、チャーミングすぎて」という返答に稲垣はタジタジの様子。

 自身を挟んでラリーが繰り広げられる様子に、台本上ずっと孤独に撮影を進めてきた石橋は、「こんなに仲良しになっているとは、ほっこりしちゃいました」と笑みを見せていた。

■放送情報
ドラマ10『燕は戻ってこない』(全10回)
NHK総合、BSP4Kにて、4月30日(火)よりスタート
総合:毎週火曜22:00~22:45放送
BSP4K:毎週火曜18:15~19:00放送
再放送 総合:毎週木曜24:35~25:20放送
出演:石橋静河、稲垣吾郎、内田有紀、黒木瞳、森崎ウィン、伊藤万理華、朴璐美、富田靖子、戸次重幸ほか
原作:桐野夏生
脚本:長田育恵
音楽:Evan Call
制作統括:清水拓哉、磯智明
プロデューサー:板垣麻衣子、大越大士
演出:田中健二、山戸結希、北野隆
写真提供=NHK

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