仲野太賀、名前でイジリ倒されてきた過去も 念願の大河主演に「全部が繋がってるんだな」
『半沢直樹』を筆頭にして、どんでん返しが起きる脚本が魅力の一つと言える八津。今回は史実というすでに出来事の結末が決まっている物語となるため、そこはある種の挑戦とも言えるポイントであり、わずかな可能性(if)を模索しながら、「史実とエンタメをせめぎ合わせていくのが課題」だと八津は語る。
NHK連続テレビ小説『らんまん』、『お別れホスピタル』などを手がけてきた制作統括の松川博敬は、会見終わりの囲み取材で物語は秀長が亡くなるところがゴールになると明かしつつ、エピローグとして秀吉の物語も描く可能性があると話す。
秀長と並び本作の重要人物となる秀吉のキャストはこれから決めていくとし、「仲野さんとのコンビネーションを重視して、“豊臣兄弟”と言った時のワクワクした感じ」をキャスティングの決め手とした。撮影には『どうする家康』で使用されたバーチャルプロダクションを導入し、「継承して進化させていく」と明言。タイトルに使われている「!」には、兄弟の若々しい躍動感が表現されている。
秀長にとっての地元は、奈良県大和郡山市。演出は『らんまん』の渡邊良雄が担当する。2025年夏にクランクイン予定、放送予定は2026年1月。
■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、2026年放送
主演:仲野太賀
脚本:八津弘幸
制作統括:松川博敬
演出:渡邊良雄