『離婚しない男』小池徹平と伊藤淳史の因縁が明らかに 玉田志織とのただならぬ関係も
藤原と言えば、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』では実生活でも夫の片岡愛之助と、それぞれ神戸市長役、大阪府知事役としていがみ合う夫婦役で登場。夫婦初共演、かつその2人の仲を切り裂くように投入される京都市長(川﨑麻世)との一悶着もあり、あのキャラの濃い人物たちの中でもかなりのインパクトを残していた。振り切れたキャラになりきる藤原は圧倒的なオーラや美貌、只者ではない感も相まって、とんでもない嘘のような存在感を発揮し、その爆発力は凄まじい。
そして、これまでも随所に散りばめられていたマサトとその部下・千里(玉田志織)とのただならぬ仲についても明かされる。綾香の前ではドSでしかないマサトだが、千里の前では今度は彼女に焦らされ弄ばれる形勢逆転ぶり。綾香には首輪をつけさせていたが、千里にはマサトがつけてもらう側のようだ。一体本当のマサトはどっちなのだろうか。しかも、仕事の場では千里に指示をする立場であり、さらにこの岡谷家破滅計画も手伝わせているものの、プライベートになれば正反対に切り替わるのだ。片や職場の部下、片や所属タレントの母親と、あまりにも近場で同時進行に関係を続けるマサトの倒錯ぶりが恐ろしいし、シンプルに忙しそうだ。
全員の欲望剥き出しの吹っ切れた演技が味わい深く、次週予告によるとどうやら今度は綾香が、渉とナオミの不倫現場の証拠を抑えようとベッドの下に潜り込みながら動画撮影に臨むというまさかの逆転現象が待ち受けているようだ。綾香はそんな現場に立ち合ってもなお、渉への未練や愛情は全く湧いてこないのだろうか。
■放送情報
『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:30~0:00放送
出演:伊藤淳史、小池徹平、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、篠田麻里子、水野美紀
原作:大竹玲二『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)
脚本:鈴木おさむ
演出:木村ひさし、吉川祐太、竹園元(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー:浜田壮瑛(テレビ朝日)、長谷川晴彦(KADOKAWA)、平体雄二(スタジオブルー
制作協力:スタジオブルー
制作著作:テレビ朝日
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