『リビングの松永さん』“松永”中島健人の“わかりやすすぎる”嫉妬 向井康二の“ギャップ”も

『リビングの松永さん』見事な恋の大三角形

 一つ屋根の下、順調に距離を縮めている松永(中島健人)と美己(高橋ひかる)だが、前回新たな入居者が現れた。しかもやってきたのは、紳士なイケメン大学生。これはもう、波乱の予感しかない。

  そんなこちらの予想を裏切ることなく、今回見事な恋の大三角形を見せてくれたドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)第5話。中島健人演じる松永の“わかりやすすぎる”嫉妬の表情に、悶えたファンも多いのではないか。

リビングの松永さん

 松永の誕生日こと“JBD”を前に、シェアハウスの住人たちは彼に内緒で祝いの準備を進めていた。もちろん美己も、これまでの感謝を込めて松永に何か贈り物をしたいと考える。しかし、美己はまだ高校生。資金が足りずに困っていた。さらには出費の内訳のざっくり感が、なんとも美己らしくクスッと笑ってしまう。

 そんな時、隣駅のカフェで働く凌(藤原大祐)から、「俺のバイト先、今バイト募集してて……」と仕事を紹介された美己は、松永に反対されることを承知で、「ちょっと後ろめたいですけど」と内緒でアルバイトを始める決意をする。美己は凌のことを「シェアハウスの同期」と称するが、凌は美己のことをどう思っているのだろうか。

リビングの松永さん

 その答えは、彼がシェアハウスにやってきた理由とともに明らかになった。初めは「なんとなく」と誤魔化す凌だったが、第5話の後半には「ここに内見に来たとき、気になる子がいたんだ」と美己に気持ちをやんわりと明かす。「これはほぼ告白では!?」とすら思えてしまうシチュエーションだが、鈍い美己には残念ながら伝わっていない。

 察しの良い凌は、互いに不器用な美己と松永の気持ちを理解しているからこそ、自分の気持ちに蓋をしようとしているようにも見える。

リビングの松永さん

 しかし、そんな美己の日常にある事件が。ある日、松永が編集者の三枝(ファーストサマーウイカ)と一緒にカフェに訪れたのだ。美己は突然の事態に慌てることに。凌の機転で何とかその場をしのぐが、松永は美己がアルバイトをしていることに気づいてしまう。フロアから離れているとはいえ、あれほど大きな声で話していればそれもそうだろう。しかし、それもまた美己の抜けていてかわいいところでもある。

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