福山雅治、『アントニオ猪木をさがして』ナレーション&主題歌担当 予告編&ポスターも

『アントニオ猪木をさがして』楽曲は福山雅治

 10月6日に公開されるアントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』の本編ナレーション&主題歌を福山雅治が務めることが決定。あわせて本予告とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、「元気ですか」「馬鹿になれ」など、誰もが一度は耳にしたことのある猪木さんの発した“言葉”の数々を切り口に、“アントニオ猪木”の真の姿に迫っていく、新日本プロレス創立50周年企画のドキュメンタリー映画。猪木さんに影響を受け、猪木さんを追い続ける様々なジャンルの人物が“旅人”として、それぞれの視点や場所で“人間・アントニオ猪木”を語るドキュメンタリーパート、ファン視点から80年代・90年代・2000年代の人生ドラマを描き出した短編映画、そしてアーカイブ映像やスチールの3つの要素で構成される。

 棚橋弘至、オカダ・カズチカ、海野翔太、田口隆祐、後藤洋央紀、藤波辰爾、藤原喜明、有田哲平(くりぃむしちゅー)、神田伯山、安田顕、原悦生らが出演する。

 シンガーソングライター、俳優など様々な分野で活躍し続け、ラジオパーソナリティとしての顔も持つ福山は、猪木さんの波乱万丈の人生を、落ち着いたトーンで語りかける。また昭和の時代からプロレスファンであり、猪木さんをリスペクトする福山は、猪木さんの入場テーマ曲「炎のファイター」を主題歌「炎のファイター〜Carry on the fighting sprit〜」として新たにプロデュースする。

 故郷・長崎から上京し、ピザ屋でアルバイトをしながら自身の夢を叶えるために日々を過ごしていた福山が初めて遭遇した著名人が、アントニオ猪木さんであったという。猪木さんと福山がアルバイト先で撮影した記念写真も提供された。その後、芸能界で躍進を続ける福山は、東京ドームライブを開催する際、ドーム興行を何度も成功させていた猪木さんとの対談も実現。元々プロレスファンとしてだけではなく、人生の転換期での偶然の出会い、その際にかけられた言葉など、福山の人生に少なからず影響を与えたといっても過言ではない猪木さんという存在。本作のナレーションと主題歌の打診をプロデューサーよりされた頃、福山はコロナ後数年ぶりの発声ライブの開催準備など超多忙を極めた中ではあったが快諾したという。そしてエンディングに流れる主題歌「炎のファイター」をアレンジ。オリジナルの猪木さんの発声は残しつつ、新たなアンセムに仕上げた。

 今作への参加について福山は、30年以上にわたる芸能活動の中でも大きな驚きであり大きな喜びであるとコメント。福山にとって猪木さんは、物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーローであると、氏への強い思いを語った。

映画『アントニオ猪木をさがして』予告篇映像 10.6(金)全国公開

 公開された本予告では、アントニオ猪木さんのブラジル時代を知る人の証言や、生前の猪木さんと猛者たちとのファイトシーン、彼に影響を受けてきた出演者たちの熱い語りや思いなど様々な視点で構成されている。また、福山が務めたナレーションと主題歌も確認できる。

 ポスタービジュアルでは、猪木さんの横顔写真を踏襲し、部には本作に出演する出演者の顔写真も写されている。

福山雅治 コメント

この度、映画『アントニオ猪木をさがして』のナレーションおよび主題歌のオファーをいただいたことは、30年以上にわたる僕の活動の中でも、とても大きな驚きであり大きな喜びでした。僕にとって猪木さんは、物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーローです。今作では猪木さんの入場テーマ曲である「炎のファイター」をプロデュースするという大役をいただいたことに、誠に勝手ながらご縁を感じております。というのも、僕が「音楽で食べていくんだ」という、周りからしてみれば馬鹿げた夢を持って18歳で長崎から上京した直後、東京で初めて出会った著名人が猪木さんだったのです。当時、新宿区百人町でアルバイトをしていたピザ屋さんのオープン記念に猪木さんがいらっしゃったんです。その時、集合写真の撮影では図々しくも猪木さんの隣に立たせていただきました。その写真は僕にとって一生の宝物となっています。2023年の今「炎のファイター」という楽曲を、54歳の自分がプロデュースし演奏できるということに深い感慨を抱いております。その喜びと猪木さんへのリスペクトから、今回のレコーディングはいつも以上に気合いが入り、予定していたスケジュールを大幅に超えるほど夢中になって演奏やサウンドディレクションをしていました。結果、心揺さぶるサウンドに仕上がったと自負しております。『アントニオ猪木をさがして』。つまりそれは「自身に受け継がれた闘魂の現在地、そして道行をさがす」ということと解釈しています。プロレス、ビジネス、発明、政治。猪木さんの闘魂を源泉とした数々の表現は、これからも僕の心を焚き付け続けることでしょう。

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■公開情報
『アントニオ猪木をさがして』
10月6日(金)TOHOシネマズ日比谷 ほか全国ロードショー
出演:アントニオ猪木、有田哲平、海野翔太、オカダ・カズチカ、神田伯山、棚橋弘至、藤波辰爾、藤原喜明、安田顕、田口隆祐、後藤洋央紀
ナレーション:福山雅治
主題歌:「炎のファイター〜Carry on the fighting spirit〜」(福山雅治)
監督:和田圭介、三原光尋
写真:原悦生
制作:パイプライン、スタジオブルー
配給:ギャガ
製作:「アントニオ猪木をさがして」製作委員会 
©2023「アントニオ猪木をさがして」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/inoki-movie/
公式X(旧Twitter):@inoki_movie 

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