橋本環奈、「“ギャル魂”を宿す」と朝ドラに意気込み 根本ノンジ「最強のヒロインになる」

橋本環奈、「“ギャル魂”を宿す」と意気込み

 食や栄養がテーマであるストーリーにちなんで、栄養について質問が及ぶと、橋本は「食べるものが自分の体を作ると思いますし、今後もっと勉強していきたいなと思うんです」と抱負を述べた。

 また、平成が早くもひとつの時代として描かれるにあたり、平成をどう捉えているかという質問には、「今回111作じゃないですか、私、平成11年生まれなんですよね。『同じゾロ目だ!』と思ったんですけど。お仕事は小学生の時からしていて、『平成生まれ!?』って結構驚かれることが多かったはずなのに、いつの間にか令和生まれの親戚もいて、『平成が時代なんだな』と思うんですけど。平成になって最初に生まれた役柄ということで、私も知らない平成の良さなどが作品の中で出てくると思うので、平成生まれの方が懐かしんで、昭和生まれの方も懐かしんで観ていただけたら」と語った。

 後半には脚本を手がける根本が登場し、作品についてたっぷりと語った。朝ドラを時計がわりにしている人をはじめ、録画やNHKプラスなど視聴スタイルの変化に触れた上で、「いろんな人たちが観て、ご飯が食べたくなるドラマにしたいなと思っております」とコメント。ヒロイン・橋本については「えぐいんですよ。えぐいぐらいかわいいんですよ」と笑いを誘いながら、「さっきお話しさせていただいて、最強のヒロインになるな、という感覚を確信しております」と太鼓判。さらには「もう橋本さん以外ありえないという……嘘みたいに聞こえてますか? いま?」と自虐的に語ると、隣に座る橋本は声をあげて笑い、「嬉しいですね! 頑張ります!(笑)」と力強く語った。

橋本環奈

 根本は平成時代について、「平成っていう時代が失われた30年と言われてるんですが、『本当に失われてたのかな?』という疑問がありまして。それをきちんと描くべきなんじゃないかなと思ったのがきっかけですね。そこから平成のどこの時代を切り取っていこうかといまは詰めている状態です」と明かした。

 根本が提案したタイトル『おむすび』について、宇佐川は初めて聞いたときに力が抜けたと話す。「等身大の感じがすごくして、半年以上経ってもこのタイトルで良かったと思うし、橋本さんが演じると聞いたときに、まさに橋本さんの魅力は無理をしすぎないというか、私たちにも無理強いをしないんですよ。観ていて素直に笑ったり泣けたりする。このタイトルにひっぱられていって、自然と橋本さんにお願いしようと」と橋本に厚い信頼を寄せた。

 このほか、東京を皮切りに地方のギャルにもリサーチを行っていることも明かした。平成の時代を明るく、強く生き抜いたギャルがどう描かれるのか。2024年度後期放送の『おむすび』に期待したい。

■放送情報
2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』
NHK総合にて、2024年秋放送
主演:橋本環奈
脚本:根本ノンジ
制作統括:宇佐川隆史、真鍋斎
プロデューサー:管原浩
写真提供=NHK

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