蒔田彩珠×髙石あかり『わたしの一番最悪なともだち』メインビジュアル公開
蒔田彩珠と髙石あかりが共演するNHK夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』のメインビジュアルが公開された。
本作は、若手作家・兵藤るりが脚本を手がけるオリジナル青春ドラマ。友情や恋、人生の分かれ道としての就職活動など、多くの人たちが通る道を描いていく。
就職活動で連戦連敗中の大学4年生・笠松ほたるには、ある“天敵”がいる。小中高も一緒、そして、今も家の近くに住んでいる同級生の鍵谷美晴。クラスのもめ事にも正論で返し、さまざまなアクシデントも創意工夫で乗り越える。いつも自分の前でまぶしいスポットライトを浴び続ける存在。そんな幼なじみのキャラで自分を装い、入社試験に臨んだとしたら……。美晴の個性を自分のものとして偽り、提出したエントリーシートは、なんと通過。どう受け止めたら良いのかわからぬまま、次の面接、次の面接と、笑顔で嘘をつき続けていく。時は流れ、3年後。無事に内定を得たほたるは、有名大手企業でバリバリと仕事をこなしている。そんなとき、エントリーシートを拝借した相手である美晴本人に街でばったり再会する。ほたると美晴、浅からぬ縁の2人は、果たしてお互いを許し合えるのだろうか。
自分を偽り、幼なじみの仮面をかぶる主人公・笠松ほたるを蒔田、ほたるが一方的に意識してしまっている幼なじみ・鍵谷美晴を髙石が演じる。そのほか、就活現役世代の俳優たちが出演する予定だ。
蒔田演じる笠松ほたると、髙石演じる幼なじみの鍵谷美晴が、横並びでこちらを向いているメインビジュアルのコンセプトは、「同じとき、同じ空間にいるはずなのに、それぞれ見えている世界は少し違っていて、少しずれている。ほたるの前には、美晴が少し先にいて、いつも悠々としているように感じている…。」というドラマの中の二人の関係性を表すもの。
神戸で育ったほたると美晴、2人の向こう側には、神戸の海が広がっている。このロケーションで、メインビジュアルとともに、タイトルバック映像も撮影された。
撮影を担当したのは、関西出身の写真家・濱田英明。連続テレビ小説『おちょやん』やプレミアムドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』などでもメインビジュアルを担当し、物語の世界観を生きる登場人物たちの瑞々しく自然な表情をとらえてきた。このドラマでは揺れ動く若者たちの等身大の世界観を表現する。
濱田英明(写真家)コメント
ほたると美晴、異なる性格の二人がそれぞれの道の途中で交わり、最高のともだちになる…… かも? 学生時代を過ごした大好きな神戸の街で映せたことにご縁を感じずにはいられません。冴えない若者だった自分を重ね合わせながら、二人にエールを送るような映像になった気がします。
■放送情報
『わたしの一番最悪なともだち』
NHK総合にて、8月21日(月)スタート 毎週月曜~木曜22:45〜放送【全32回】
出演:蒔田彩珠、髙石あかりほか
作:兵藤るり
原案・脚本協力:吹野剛史
メインビジュアル・タイトルバック制作:濱田英明
制作統括:陸田元一
プロデューサー:押田友太
演出:橋爪紳一朗、小谷高義 工藤隆史
写真提供=NHK