安藤サクラ×山田涼介『BAD LANDS バッド・ランズ』予告編　江口のりこら新キャストも

　9月29日に公開される安藤サクラ主演映画『BAD LANDS バッド・ランズ』の追加キャストが発表され、あわせて予告編と本ポスタービジュアルが公開された。

　本作は、作家・黒川博行による小説『勁草』を、『検察側の罪人』『関ヶ原』の原田眞人監督が映画化したクライムサスペンス。『ある男』で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤が主演を務め、特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨（ネリ）に扮する。ネリの弟・矢代穣（ジョー）役を、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる。

　追加キャストとして発表されたのは、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、江口のりこ、天童よしみ、大場泰正、淵上泰史、サリngROCKの8名。「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る曼荼羅役を宇崎、同じくNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長であるが、裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋を名乗る高城役を生瀬、大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事・佐竹役を吉原、同じく大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長・日野役を江口、ネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ新井ママ役を天童、博識ながら「ふれあい荘」に住み、特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”役を大場、グローバル・マクロ投資家の大物で、総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長の胡屋役を淵上、裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女・林田役をサリngROCKがそれぞれ演じる。

　公開された予告編には、脱出することのできない“最底辺”での“仕事”の一端が映し出されている。そして、高城（生瀬勝久）から「日本の根幹をゆるがすビッグビジネス」の存在を告げられるネリ（安藤サクラ）や、思いがけず手にした3億円を前にはしゃぐジョー（山田涼介）の姿と、そこへ迫りくる刑事や投資家、裏社会の人間たちの姿も。「選択は二つ。主人のもとへ戻るか、切り裂かれるか」というセリフが、“持たざる者”である姉弟の心情を表している。また、元ヤクザでネリを幼いころからよく知る曼荼羅（宇崎竜童）や、道具屋の新井ママ（天童よしみ）の姿も確認できる。

　あわせて公開された本ビジュアルには、ネリとジョーの姿が写し出され、タイトルのアルファベットのロゴの下に新キャスト陣の特徴的な表情が切り取られている。

■公開情報
『BAD LANDS バッド・ランズ』
9月29日（金）全国ロードショー
出演：安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基、鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋、サリngROCK、天童よしみ、江口のりこ、宇崎竜童
監督・脚本・プロデュース：原田眞人
原作：黒川博行『勁草』（徳間文庫刊）　
製作：村松秀信、ウィリアム・アイアトン、勝股英夫、藤島ジュリーＫ.
音楽：土屋玲子
配給：東映／ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2023年／143分／カラー／シネスコ／5.1ch
©2023「BAD LANDS」製作委員会
公式サイト：https://bad-lands-movie.jp/
公式Twitter：@bad_lands_movie
公式Instagram：@bad_lands_movie