福原遥×深田恭子の新たな一面が見られる予感 『18/40』は幅広い世代の共感作に?

『18/40』は幅広い世代の共感作に?

 福原遥と深田恭子がW主演を務めるTBS火曜ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』が7月11日よりスタートする。

 本作のタイトルである『18/40』は主人公ふたりの年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描く。年の差を超えたふたりが築くシスターフッドと、それぞれが訳あり男子と恋に落ちていくラブストーリーが見どころだ。

 福原が演じる仲川有栖は、最愛の母から影響を受けて美術館の学芸員となり海外で活躍できるキュレーターになることを夢見ているごく普通の高校3年生。推薦で大学の文学部芸術学科への進学も決まっていた最中、予期せぬ妊娠によって人生が一変する。

“朝ドラのヒロインではない私たち”を描いた『舞いあがれ!』 優しさの牢獄からの解放

「それでは、快適な空の旅をお楽しみください」  という福原遥演じるヒロイン・舞の言葉、並びに幼少期の舞(浅田芭路)たちが乗…

 福原はNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロイン・舞を務めて以来の連続ドラマ出演で、TBSドラマ初主演となる。『舞いあがれ!』での舞は、「パイロットになる」という夢を見つけてからは航空学校に入学するために必死に勉強をし、航空学校でも努力を続け、見事パイロットになった。リーマンショックをきっかけに舞の夢は「父の経営するネジ工場・IWAKURAを立て直す」というものに変わったが、舞はIWAKURAの社員として奮闘し、見事IWAKURAは倒産危機から立ち直った。その後も舞の夢は何度か変わっていくが、その度に舞は夢の実現に向けて頑張っていくのだった。

 本作の有栖は夢に向かって邁進するところは舞と共通している。だが、夢を実現していく過程で常に協力者がいた舞とは異なり、有栖は1人でいろいろな問題を抱え込む状況になってしまう。妊娠した子供の父親で、大学生の彼氏である麻生康介(八木勇征)に妊娠を告げると動揺され、冷たくあしらわれてしまう。職業に関して大きな影響を受けた母親も11歳の時に突然病気で亡くなり、ふたり暮らしの父には迷惑をかけたくないという気持ちが先行する。そんな複雑な思いが渦巻く有栖を朝ドラを経験し、ひとまわり成長した福原はどのように演じるのだろうか。

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