『生まれ変わってもよろしく』とあわせて観たい! アン・ボヒョンの魅力満点なドラマ3選
『マイネーム:偽りと復讐』
ハン・ソヒ、パク・ヒスン、アン・ボヒョンの共演で話題となった『マイネーム:偽りと復讐』。自分の誕生日に何者かに父親を殺されたユン・ジウ(ハン・ソヒ)は、復讐をするべくチェ・ムジン(パク・ヒスン)が牛耳る麻薬組織に入る。そこでムジンに父親を殺したのは警察官だと聞かされ、ジウは自らの名前と人生を捨てオ・ヘジンと名乗り、警察庁へ入庁し麻薬捜査隊の捜査官になる。
アン・ボヒョンが演じるのは、インチャン地方警察庁麻薬捜査隊の捜査官、チョン・ピルトだ。捜査隊のチーム長、チャ・ギホ(キム・サンホ)の信頼も厚く、仕事ができる人物だが、心臓の弱かった妹が、何者かに麻薬を無理やり飲まされたことで亡くなってしまった過去があり、麻薬組織を強く憎んでいる。
協調性がなく無鉄砲なヘジンのことを最初は嫌っていたが、ペアを組むことで、ヘジンが抱えている暗い過去を感じ、自身の過去と重ね合わせていくようになる。
本作は、ハン・ソヒとパク・ヒスンが醸し出す「これぞノアール作品」といえるバトルシーンと闇の世界に惹きつけられる。2人の演技は抜群で、最後まで2人はバディなのかそれとも敵同士なのか、ドキドキしながら物語の中へ引き込まれていく。
しかしそんな中で、ボヒョンの存在が闇を照らす一筋の光になっていることに注目したい。ペアを組むヘジンのことを、最初は「女とペアを組むなんて……」と不満に思いながらもさりげなくサポートし、励ます。ヘジンが銃で人を撃って死なせてしまった日に、酒とつまみを持って「今は誰かと一緒にいたほうがいい」と訪ねてくるところに心が温まる。
正義感があり、男気があり、仕事もできるピルトは、ボヒョンにとってハマり役となった。もちろんアクションシーンもたくさんあるので、ボヒョンのカッコよさも存分に堪能できる。
そしてピルトが、もう少し早くヘジンの前に姿を現してくれていたら……。そう思わずにはいられない衝撃のラストシーンが胸に突き刺さる。『梨泰院クラス』や『彼女の私生活』では観ることができない、ボヒョンの表情に注目だ。
■配信情報
『梨泰院クラス』
Netflixにて配信中
出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、ユ・ジェミョン
『彼女の私生活』
Netflixにて配信中
出演:パク・ミニョン、キム・ジェウク、アン・ボヒョン
『マイネーム:偽りと復讐』
Netflixにて独占配信中
出演:ハン・ソヒ、パク・ヒスン、アン・ボヒョン、キム・サンホ、イ・ハクジュ