乃木坂46 与田祐希、映画『OUT』ヒロインに 「人生で一番髪色を明るくしました!」

乃木坂46 与田祐希、『OUT』ヒロインに

 11月に公開される品川ヒロシ監督作『OUT』に乃木坂46の与田祐希がヒロイン役で出演することが決定した。

 本作は、累計発行部数650万部を突破した、『ヤングチャンピオン』(秋田書店)連載中のヤンキー漫画『OUT』を実写映画化するもの。原作者で、品川監督の中学からの友人・井口達也の青年時代が詰め込まれている。

 暴走族「東京狛江愚連隊」特攻隊長として暴れまくり、かつては“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の不良・井口達也が少年院から出所した。達也は、地元から遠く離れた西千葉の叔父叔母に引き取られ、更生を目標に焼肉店「三塁」で働きながらの生活を始める。次に喧嘩をすれば即アウトだが、出所初日にリーゼントの巨漢、暴走族「斬人」副総長の安倍要とタイマンで喧嘩をしてしまう。少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意、2人は交流を深めていく。この出会いから達也の壮絶な更生生活が始まっていく。総長・丹沢敦司率いる暴走族「斬人」と「爆羅漢」の抗争、そして新しい家族・仲間との出会い、守るべきものができた達也の進む道は……。

 主人公・井口達也役を倉悠貴、暴走族「斬人(キリヒト)」の総長・丹沢敦司役を醍醐虎汰朗、副総長・安倍要役を水上恒司がそれぞれ演じる。

 乃木坂46のメンバーとして活動する傍ら、『日本沈没ー希望のひとー』(TBS系)、『量産型リコ』(テレビ東京系)、映画『ぐらんぶる』などに出演している与田が演じるのは、本作のヒロインとなる皆川千紘。千紘は暴走族「斬人」5代目総長の妹で、ボウリング場“アイビーボウル”で働いている。兄である「斬人」5代目総長・皆川状介が、四大暴走族の抗争事件“狂命戦争”で命を落としたという過去をもちながら、もめ事を止めるためなら、暴走族に一喝入れたり、達也を平手打ちにしたり、暴走族総長にも説教したりと、肝が座った女性という役どころだ。

 品川監督は、「千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?と思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます」とコメント。

 千紘を演じる与田は、「暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクター達がどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います! グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います! 仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました! 撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!」と語っている。

与田祐希(乃木坂46)コメント

©井口達也・みずたまこと(秋田書店)2012

出演オファーを受けた際の気持ち

強そうな男性キャストが多い中、ヒロインとしての役割を果たせるか不安はありましたが、とても有難い経験だなと思いました。全力で向き合って、ぶつかっていきたいなと思いました。

脚本・原作コミックを読んで、どういう気持ちで撮影に挑んだか

自分の知らない世界だったので不安と楽しみな気持ちでいっぱいでした。ヤンキーは正直怖いと思っていたけど、千紘としては怯えるわけにはいかないのでYouTubeでヤンキー動画を見て、ヤンキー慣れして現場に行きました!

今回の役どころを演じて

見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました! 撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!

品川ヒロシ監督について

撮影の合間にもたくさんお話しさせていただけて嬉しかったし、楽しかったです! 今では私にとって東京のお父さんのような存在になりました! 今回ご一緒できてとても光栄でした!

撮影について

アクションシーンの撮影や特殊メイクを近くで見て、衝撃を受けました。とても迫力があったので映像として観れるのが楽しみだなぁと思いました! 自分のシーンではビンタに苦戦しました。

共演の倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司について

倉さんはまじめで柔らかい方だけど達也を演じられている時はいい意味でただのヤンキーで、すごい方だなぁと思いました。主演ということもあり、いつも倉さんが現場を包み込んでくださっていました! 醍醐さんは丹沢と同じように現場のムードメーカーでした! 水上さんは同郷の先輩として背中を押してくれる存在でした! ヒゲ面デカ男というワードが個人的に大好きです!

本作を通して伝えたいこと

仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。

メッセージ

個人的には、暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクター達がどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います! グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!

品川ヒロシ監督 コメント

キャスティング意図について

千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。

与田祐希について

千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?とも思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます。撮影の時の与田さんはとにかく明るくて気さくでちょっと天然で、めちゃくちゃ可愛い。まさにヒロイン。アルミホイルにさつまいもを包んで持ってきて『焼いて食べようと思って』と言っていたのには爆笑しました。

メッセージ

ガッツリとした恋愛のシーンはないけれど、それでもやっぱりヒロインの千紘と達也の距離が近づいていくのには、ちょっと胸がぽかぽかします。

皆川千紘役の与田祐希
原作漫画の与田祐希 ©井口達也・みずたまこと(秋田書店)2012
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皆川千紘役の与田祐希
原作漫画の与田祐希 ©井口達也・みずたまこと(秋田書店)2012
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■公開情報
『OUT』
11月全国公開
出演:倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希、水上恒司
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
制作:吉本興業
制作協力:ザフール
配給:KADOKAWA
©2023『OUT』製作委員会 

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