『unknown』“コロ介”町田啓太が視聴者の心を鷲掴み　三角関係にさらなる展開の予感

　高畑充希と田中圭のW主演ドラマ『unknown』（テレビ朝日系）。人に言えない秘密（unknown）を抱えた男女の愛を描く完全オリジナルのラブサスペンスで、高畑が演じる週刊誌のエース記者・闇原こころの相棒のカメラマン・加賀美圭介を演じている町田啓太は、第2話が放送された時点で、早くも大注目されている。

　『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）の制作陣が再集結したドラマとあって、オリジナリティ溢れる異色作として話題の本作に出演が決まった際、町田はどんなドラマになるのかすごく楽しみで、内容の斬新さに感心したという。町田が演じる圭介は、田中が演じる交番警察官の朝田虎松とこころが愛し合う中、こころに友情以上の気持ちを抱いているようで、恋の三角関係に発展しそうなムードだ。

　第2話で、圭介がこころに電話した時、彼女を優しく気遣う彼の話し方に「キュンとした」という視聴者が続出。コロッケが大好物の圭介は、アニメ『キテレツ大百科』のコロ助がコロッケ好きなことから、「コロ介」というあだ名が視聴者から付けられており、圭介が今後どのような動きをするのか期待が高まっている。

　2010年に「劇団EXILE」に加入し、舞台『ろくでなしBLUES』で俳優デビュー。以降、劇団EXILEの舞台出演と並行して、映画やドラマに出演してきた町田。2014年には連続テレビ小説『花子とアン』（NHK総合）に出演し、吉高由里子が演じる花子の妹・かよ（黒木華）を一途に想う郁弥役を好演。その時に感じた、町田のフレッシュな魅力は今も忘れられない。

　2015年からの『HiGH＆LOW』シリーズに、所属事務所LDHの仲間たちと出演する一方、『ガッタン ガッタン それでもゴー』（2015年／NHK BSプレミアム）に主演したり、『定年女子』（2017年／NHK BSプレミアム）、『女子的生活』（2018年／NHK総合）などに出演するなど、NHK関連の作品にコンスタントに登場。2018年には『西郷どん』、2021年には『青天を衝け』、そして2024年放送予定の『光る君へ』と、NHK大河ドラマへの出演も相次いでいる。

　町田の人気を不動のものにした作品は、何と言っても2020年の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』（テレビ東京系）だろう。赤楚衛二と共演し、多くのファンの心を掴んだ本作は、2022年には映画『チェリまほ THE MOVIE〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』も公開された。