『コッソンビ熱愛史』シン・イェウンを巡る胸キュン必至の恋模様 廃世孫イ・ソルは誰?
二花院の客となった、サン、シヨル、ユハはユハのかつての使用人が夫の借金のカタに赤ん坊を奪われたことを知る。ダノとサン、シヨル、ユハの4人は協力して赤ん坊を取り返すことに。作戦は成功し喜ぶ4人だが、ダノは、亡き父が残した借金のカタに、二花院を奪われる窮地に陥ってしまう。なんとかしたいと考えたダノは、貸主であるチャン判官(オ・マンソク)が探している廃世孫イ・ソルを探し出すことで、借金をチャラにしてほしいと持ちかける。チャン判官から了承を得たダノは、ソルを探すことにするのだが、サン、シヨル、ユハはダノの廃世孫探しをやめさせようとする。
第1話~第4話は、“廃世孫イ・ソル”は、誰なのか、という謎を盛り上げる作りだ。サン、シヨル、ユハ、それぞれがソルであってもおかしくないように見せるが、サンが疑わしいと思わせたり、シヨルかと思わせる。ソルの側には彼を常に守る“番人”がいて、この“番人”がサンなのか。そして、すでに序盤から頻繁に胸キュン必至だ。ここが胸キュンポイントですよという感じに、スローになりOSTが甘いものになる、“お約束のような胸キュンシーン”が毎話挟まれているのがたまらない。梯子を踏み外したダノを抱きとめるサン、長く見つめ合った目と目、涙するダノを覗き込み「泣いたのか?」に続く、「泣くな、不細工だ」と、ぶっきらぼうなサンのツンデレの“ツン”がとてもいい。ユハもダノに恋をしていることをシヨルが指摘したりと、ここからソル探しに加えて、ダノと3人の士人の恋が盛り上がっていきそうで楽しみなところ。序盤は、サンのツンデレの“ツン”の種まきが豊富にされているが、ここから“デレ”に転じる姿が待ち遠しく、ギャップ萌えの準備はできている。さらに、シヨルやユハのダノとの関係性の変化や、サンが探す「讖緯書」も気になるところだ。幼少の頃の悲しきソルとダノが、大人になってどんな劇的な再会を果たすのか彼らの行く末を期待している。
■配信情報
『コッソンビ熱愛史』
Prime Videoにて配信中
(写真はSBS公式サイトより)