J・J・エイブラムスによる絶賛コメントも 『ウーマン・トーキング』日本版予告編公開
6月2日に公開されるルーニー・マーラ主演映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』の日本版予告編が公開された。
第95回アカデミー賞にて脚色賞を受賞した本作は、2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に描かれた、ミリアム・トウズによるベストセラー小説を映画化したもの。『死ぬまでにしたい10のこと』などで俳優として活躍しながら、2006年に『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』で監督・脚本家としてデビューしたサラ・ポーリーが監督を務めた。
2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」であると男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。タイムリミットは男性たちが街へと出かけている2日間。緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。
公開された予告編は、「目が覚めたら、アザや傷が出来ていた」という声と、オーナ(ルーニー・マーラ)の姿から始まる。2010年、小さな村の女性たちに起こっていた悪夢の朝だ。次に映し出されるのは、緑豊かな村で笑顔を浮かべて駆け回る子どもたち。そして、それとは対照的に、納屋で自らの未来と尊厳、そして子どもたちのために語り合う女性たち。赦すか、闘うか、それとも去るか。男たちのいない2日間がタイムリミットとなる。スカーフェイス・ヤンツ(フランシス・マクドーマンド)は「“赦し”は信仰」だと主張するが、男たちへ激しい怒りを抱くサロメ(クレア・フォイ)は「私は赦せない。決して赦さない」と真っ向から対立する。それぞれの女性たちが抱える、怒り、悲しみ、悔しさ、愛が交わされる話し合いが切り取られている。
そして、本映像には、『ミッション:インポッシブル3』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの監督を務めたJ・J・エイブラムスによる絶賛コメントも。エイブラムスは、本作を「非常に力強く、心揺さぶる、感動的な映画」と評した。
■公開情報
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』
6月2日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
監督・脚本:サラ・ポーリー
出演:ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンドほか
製作:デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、フランシス・マクドーマンド
製作総指揮:ブラッド・ピット、リン・ルチベッロ=ブランカテッラ、エミリー・ジェイド・フォーリー
原作:ミリアム・トウズ(『WOMEN TALKING』)
配給:パルコ ユニバーサル映画
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