相葉雅紀、石井ふく子プロデュース作品に「120%注いだ」 おにぎりを食べながら涙も?

相葉雅紀、石井ふく子プロデュース作品に喜び

 3月13日、都内で相葉雅紀主演ドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』の会見取材が行われた。本作は4月9日にTBS系にて放送される橋田壽賀子さんに捧げる作品だ。相葉が主人公の杉信也役を務め、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)など数々の名作ドラマを世に送り出した石井ふく子がプロデューサーを務める。家族を亡くした青年が、おにぎり屋さんで姉に瓜二つの女性と出会うことからはじまる愛と奇跡の物語である。会見にはプロデューサーの石井をはじめ、相葉、坂本冬美、一路真輝が登壇した。

 今作がTBSドラマ初主演で石井作品への参加も初となる相葉。司会者から「特別な思いはありますか?」と聞かれると、「すごくありますね。石井先生の作品を観て育った世代でもありますし、まさか自分が参加できる日がくるなんて想像もしていなかったので、嬉しい反面、プレッシャーもあって。ただ、決まったからには120%注いでやらせていただきました」と心の内を語った。

相葉雅紀

 さらに石井とのエピソードについて、「僕が大好きなたまごサンドイッチを作ってきてくださいました。先生は普段はおにぎりを握られるらしいのですが、『今回はおにぎり屋さんがテーマだったのでサンドイッチにしたわ』とおっしゃっていました」と嬉しそうな笑顔を見せる。味についても「最高です」と顔を綻ばせた。これについて石井は「いつもはだいたいおにぎりを作っていくのですが、今回はおにぎり屋さんが舞台なので、おにぎりを作っていったら失礼かと思い、相葉さんがたまごが好物だとおっしゃったので、たまごサンドを作って持っていきました」と、撮影の舞台裏を話してくれた。

石井ふく子プロデューサー

 坂本は、舞台で石井と仕事をしたことがあるが、テレビドラマの現場は初めてとのこと。「舞台の場合は先生が直接演出をしてくださるので、細かい所作まで先生がご指導してくださります。ですが、ドラマに関してはプロデューサーですから、『何かあった時には言うけど、見守ってるわ』というスタイルでした」と、違いを明かす。その一方で「私が、本当に申し訳ないんですけど、NGばっかり出したんですよ」とすまなさそうな表情を見せる。「その度に先生に、終わってから泣きつこうと思いましたが、『大丈夫、大丈夫よ』とおっしゃってくださったその一言が、自分のお守りがわりになっています」と明かした。石井もまた、「本当に大丈夫だから『大丈夫』と言っているので、お世辞は言ってません」と太鼓判を押す。

坂本冬美

 加えて石井は「相葉さんはすごく温かい方。相葉さんとは今回が初めてだけれど、それなのに親しくしてくださる。皆さんで暖かいドラマにしていけそうだなと思い、スタジオに入って本当に嬉しかったです」と撮影現場について語る。相葉を筆頭に、柔らかい雰囲気で撮影が進んでいるそうだ。

一路真輝

 『ひとりぼっち』には、登壇した相葉、坂本、一路に加えて、えなりかずき、仲野太賀、上戸彩らが名を連ねる。これらの共演者とのエピソードについて聞かれた相葉が「えなりくんは3歳からやっていますからね。大先輩ですが、気さくに話しかけてくれています。えなりくんとは遊びに行く仲になりました!」と話す。これには一路も「本当に!? えなりくんのこと、『ベテラン』って呼んでたよね」とびっくりした様子。すると相葉も「えなりくん、『僕は生涯子役なんで』って言うんですよ。『それは無理だよ! 髭も生えてるし』と言っているうちに『ベテラン』と呼ぶ仲になりました(笑)。年が近いこともあって話が盛り上がっています」と笑顔で答える。ちなみに、えなりとは焼肉を食べに行ったそう。

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