菜々緒&鈴木伸之のアクションへの強いこだわりを見た 『忍者に結婚は難しい』現場を訪問

『忍者に結婚は難しい』現場レポート

 菜々緒と鈴木伸之による華麗なアクション(夫婦げんか)が話題を呼んだ『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ系)第6話。菜々緒と鈴木がひょうひょうとアクションをこなしているように見えるこのシーン、実際は2人がアクション指導を受けながら、綿密に仕上がりを確認して撮影されていた。そんな現場での様子をレポートする。

段取りを確認する鈴木伸之と菜々緒

 現場では、蛍(菜々緒)と悟郎(鈴木伸之)が朝イチからバトルをしている際に、ふるさと納税で頼んでいた“金沢のカニ”が届いたシーンが撮影されていた。結局仲が良いのか悪いのか、一時停戦しカニを一緒に運ぶ様子がクスッと笑える場面だ。ゆっくりとカニを冷蔵庫に入れると、蛍が悟郎に再び襲い掛かる。このタイミングとその後のアクションを、菜々緒はカメラの映り方を見つつ調整していた。

2人はアクションの映りをプレビューで都度確認していた

 そして始まる攻防戦。カットがかかるたびに菜々緒と鈴木はお互いの動きとタイミングを確認。さらに表情や目線まで細かく調整している様子が伺えた。

菜々緒

 時折アクション指導が入ることもあり、流れや勢いなどを確認していた。このようにして撮影されたためか、コメディのシーンではありつつも、バトルだけに注目してみても違和感がない。動きはなめらかでキレキレだ。

 第6話では終始戦いあっている蛍と悟郎だったが、過去のことを思い出して最終的には仲直りをする。そして和解した第7話以降、伊賀と甲賀の忍者同士であるとしても、夫婦としてあり続けるために状況を整理し、お互いの家庭と向き合うことを決心する。しかし、第9話では、甲賀忍者と結婚していたことが伊賀に発覚したことにより、悟郎は囚われの身となってしまう。

鈴木伸之

 ただ、伊賀の組織に忍び込んだ蛍と悟郎のキスや、蛍を守るために悟郎が逃げずに留まるなど、2人の愛情はみるみる膨らんでいく。こうして振り返ってみると、第6話の夫婦げんかは物語が一転する重要な場面だったのだ。

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