『どうする家康』東海プレミアリレー③
杉野遥亮、松本潤からの連絡に「こんな座長がいるんだ!」 現場では気まずい時間も?
NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送を記念して、「『どうする家康』東海プレミアリレー」が1月8日に開催され、浜松出世パークでの「出陣式」に松本潤、山田裕貴、杉野遥亮が登壇した。
松本は本作の主人公・徳川家康、山田は後の徳川四天王の1人・本多忠勝、杉野も同じく徳川四天王の1人・榊原康政をそれぞれ演じる。
静岡に続き、天野ひろゆきによるMCでトークをスタート。今回の会場は屋外、しかも来場者が「殿」のうちわを持っているという前会場と異なる雰囲気に3名は驚いた様子だった。
それぞれが演じる人物像が紹介されると、松本は山田と杉野の魅力を次のように語る。
「戦国最強といわれる本多忠勝を演じる山田くんは、一緒にお芝居をしていても力強さ、迫ってくる圧力のようなものがすごくあるんです。その一方で、家臣団の中では年齢が下というのもあって、年上の先輩俳優からかわいがられるチャーミングさもあるんです。杉野くんは、柔と剛で言えば柔の人。現場の空気、キャスト陣の様子を探りながら、自分がどこにいるべきか、どうすべきか理解してスッと入っていくような柔らかさがありますね」(松本)
杉野は松本、山田より少し遅れてクランクイン。すでに撮影がスタートしている現場、しかも初の大河ドラマということで、かなり緊張があったそう。しかし、杉野がクランクインする前に松本が大河ドラマに臨むこと、現在の撮影の雰囲気などについての連絡をくれたという。
「こんな座長もいらっしゃるんだなと驚いたと同時に、すごく嬉しかったですね。なのでストレートに『嬉しいです!』と伝えました」(杉野)
松本にとってもそれは嬉しい反応だったようだが、現場ではまた違った展開があったそうで、「現場に入ったらなかなか目を合わせられなくて(笑)。事前に熱いやり取りをしてしまった反動で少し照れてしまったような感じでしたね」とコメント。杉野も初共演ということもあり、「距離感が難しくて(笑)」と息の合った様子を見せた。
■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
※初回15分拡大版
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK