松岡茉優×宮本エリアナW主演『連続ドラマW フェンス』特報映像公開 主題歌はAwich
松岡茉優と宮本エリアナがW主演を務める『連続ドラマW フェンス』の主題歌がAwichの「TSUBASA feat. Yomi Jah」に決定し、あわせて特報映像が公開された。
本作は、復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、女性バディが性的暴行事件の真相を追うクライムサスペンス。ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)、『フェイクニュース』(NHK総合)、映画『罪の声』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子が、2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在を描く。
松岡がWOWOWドラマ初主演を務めるほか、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見をなくすための活動を続ける宮本もWOWOW初登場にして初主演を務める。松岡演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本演じる沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う。
Awichはミックスの娘・YomiJahを持ち、本土復帰50年を迎えた沖縄をテーマにAwichが2022年5月にリリースした同楽曲が本作が描こうとしている世界観とのテーマがシンクロしていることから、プロデューサーがAwichにオファーしたところ、主題歌への起用が実現した。
劇伴音楽チームには、映画『竜とそばかすの姫』で2022年日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞した岩崎太整が参加。これまでに描かれてこなかった沖縄の現在を描く新しいエンターテインメント・クライムサスペンスであることから、岩崎の発案で沖縄の才能溢れる若手音楽家たちに劇伴音楽を依頼することになり、Awichもチーム選びに参加した。その結果、沖縄在住や沖縄生まれの注目の若手ミュージシャンが集結。沖縄の島唄を幅広く現代に表現し続けるアーティスト・邦子、ドラマの舞台となるコザを拠点にダブエンジニア兼DJとして活躍するHARIKUYAMAKU、沖縄出身の新鋭のピアニスト・諸見里修、沖縄在住の期待のラッパーでトラックメーカーのLeofeel。主題歌や劇伴音楽でもドラマの舞台である沖縄にこだわり、沖縄のミュージシャンたちが本作のリアリティを高めていくとともに、沖縄の音楽カルチャーを本土に、世界に発信していく。
公開された特報映像では、主題歌の「TSUBASA feat. Yomi Jah」とともに、舞台となる沖縄の美しい情景と物語の一端が垣間見える映像に仕上がっている。
コメント
Awich
色んな事に翻弄されながらも強く生きる故郷沖縄の人たちを想って書いた歌「TSUBASA」と沖縄をテーマにした映像作品『フェンス』が共に世に発信されることで、より多くの人達にそれぞれの想いが伝わる事を願っております。またこの作品を観て下さる方々には、現在の沖縄が抱える問題を知るだけでなく、これからの沖縄の未来を一緒に考えてもらえる機会になれば私も嬉しいです。
岩崎太整
「本当の沖縄を描きたいんです」本作のプロデューサーから相談を受けた時に、開口一番そう言われました。青く広大な海と温暖な気候、そして温厚で優しさに溢れる人々。沖縄はいつも暖かく出迎えてくれるけれど、表層の姿しか触れたことのない私が、音楽で「本当の沖縄」に寄与することが出来るだろうか。しばらく逡巡したのち、全く新しいチームを作ることに決めました。Awichさん達の力添えもあり、四人の素晴らしい作曲家を選定することが出来ました。そして、音楽を彼らに託して私はサポートに回る旨を伝えました。沖縄に生まれ、沖縄で過ごした四人の作家は、過去の、現在の、未来の沖縄を知る人達です。彼らが作り上げる「本当の沖縄」に根ざした音楽を物語と共に是非楽しんで下さい。
■放送・配信情報
『連続ドラマW フェンス』(全5話)
WOWOW、WOWOWオンデマンドにて、2023年3月19日(日)22時放送・配信スタート
※第1話無料放送
出演:松岡茉優、宮本エリアナ、青木崇高、與那城奨(JO1)、比嘉奈菜子、佐久本宝、ド・ランクザン望、松田るか、ニッキー、Reina、ダンテ・カーヴァー、志ぃさー、吉田妙子、光石研ほか
脚本:野木亜紀子
監督:松本佳奈
音楽プロデューサー:岩崎太整
プロデューサー:高江洲義貴、北野拓
製作:WOWOW、NHKエンタープライズ
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/fence/