暴走するヒイロをベニマルが止めようとする姿が 『劇場版 転スラ 紅蓮の絆編』新PV公開
全国公開中の映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の新PVと新場面写真が公開された。
本作は、原作・伏瀬自らが原案を手がけた完全オリジナルストーリーで、人間からスライムに転生した主人公・リムルたちが、仲間のために陰謀に立ち向かう“絆”の物語。11月25日の公開初日から現在(12月21日時点)までに、観客動員数は観客動員数は80万人を超え、興行収入は10億円を突破した。さらに世界では香港、台湾で公開されており、台湾のランキングでは初登場1位を記録。今後、韓国、シンガポール、イギリス、アイルランド、オーストラリア、そして北米での公開を控えている。
今回公開となったPVでは、大鬼族(オーガ)の生き残りヒイロと、ラージャ小亜国の女王・トワの“絆”が中心に描かれている。トワの「あなたをヒイロと名づけます」という“名づけ”の儀式からはじまる映像には、TRUEの歌う挿入歌「浄歌」にのせて、ヒイロのこれまでの半生や仲間への想いが映し出される。ヒイロの仲間たちが自分たちの命をヒイロに託し、そして危険を顧みず命を救ってくれた女王・トワへの感謝と忠誠を誓い、新たな運命に立ち向かうヒイロの決意がうかがえるシーンだ。
そして、仲間を失った悲しみを心に抱えたヒイロが、ラージャ小亜国の使者として訪れたテンペストで、二度と会うことはできないと思っていたベニマルやシュナら仲間たちとの再会に心から喜び、共に過ごした子供時代の心温まる回想シーンも。しかし、民を守るため、王家に伝わるティアラを使用した代償として“呪いの毒”を受け倒れるトワの姿が映し出される。ヒイロは使命に駆られ、「全てを託し、俺を生かしてくれた。この命、この身が滅びようとも今度こそ俺が、仲間を必ず守り抜いてみせる」と立ち上がる。だが、仲間を失った悲しみと彼らを守れなかった悔いと怒りがヒイロを暴走させる。そこに現れたのが、ヒイロの弟分であるベニマル。本作最大の見せ場のひとつ、ヒイロを兄者と慕うベニマルが、身を挺してヒイロを止めようとする様子も。そしてヒイロを再び救うため、危険だと知りながら、トワはティアラの魔力を使う。そんな映像の後半には、STEREO DIVE FOUNDATIONの歌う挿入歌「SPARKLES」が流れている。
あわせて公開された場面写真は、今度こそ自分の守るべきものを失わないため、自分の身を犠牲にしてでもトワを守ることを決意するヒイロの姿が切り取られている。
■公開情報
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』
全国公開中
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー『転生したらスライムだった件』(講談社『月刊少年シリウス』)
ストーリー原案:伏瀬
監督:菊地康仁
出演:リムル:岡咲美保、ヒイロ:内田雄馬、トワ:福本莉子、ベニマル:古川慎、智慧之王:豊口めぐみ、ヴェルドラ:前野智昭、シュナ:千本木彩花、シオン:M・A・O、ソウエイ:江口拓也、ハクロウ:大塚芳忠、クロベエ:柳田淳一、リグルド:山本兼平、ゴブタ:泊 明日菜、ランガ:小林親弘、ゲルド:山口太郎、ガビル:福島 潤、ディアブロ:櫻井孝宏、ラキュア:木村昴
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:江畑諒真
モンスターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:田中雄一
コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
美術デザイン:ボワセイユ レミ、佐藤正浩
美術監督:佐藤歩
美術:スタジオなや
色彩設計:斉藤麻記
モニターグラフィックス:生原雄次
CGIプロデューサー:町田政彌
編集:神宮司由美
撮影監督:佐藤洋
撮影:チップチューン
音響監督:明田川仁
音楽:藤間仁(Elements Garden)
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会