地上600mに取り残されるサバイバルスリラー 『FALL/フォール』2023年2月公開決定

鉄塔に取り残される『FALL』日本公開決定

 サバイバルスリラー映画『FALL(原題)』が、『FALL/フォール』の邦題で2023年2月3日に日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。

 1986年に建設された、米国カリフォルニア州で最も高い建造物である、支線式鉄塔サクラメント・ジョイント・ベンチャー・タワー。高さ625mの鉄塔には命知らずの者たちが数多く挑戦しており、侵入した後に頂点まで登りジャンプスーツひとつで降下する者が後を絶たない。本作の舞台である超高層鉄塔「B67テレビ塔」は、この実在する鉄塔をモデルにしたとされている。

 山でのフリークライミングの最中に夫・ダンを落下事故で亡くしたベッキー(グレイス・フルトン)は、悲しみから抜け出せず1年が経とうとしていた。ある日、ベッキーを立ち直らせようと親友のハンター(ヴァージニア・ガードナー)が新たにクライミングの計画を立てる。今は使われていない地上600mのモンスター級のテレビ塔をターゲットとして選んだ彼女たちは、老朽化で足場が不安定になった梯子を登り続け、なんとか頂上へと到達することに成功する。

 そこでベッキーは夫の遺灰を空から撒くことで、彼を偲び、新たな一歩を踏み出す決意を示すが、それもつかの間、梯子が崩れ落ち、彼女たちに次々と困難が襲いかかる。果たして、逃げ場を失った超弩級の鉄塔に取り残された2人の若者は、絶体絶命の危機から生き延びることができるのか。

 監督を務めたのは、前作『ファイナル・スコア』で取り壊しの決まったサッカースタジアム「ブーリン・グラウンド」を実際に爆破したスコット・マン。『シャザム!』のグレイス・フルトン、『ハロウィン』のヴァージニア・ガードナーが鉄塔に取り残された2人を演じるほか、オスカー俳優キューバ・グッディング・Jrの息子、メイソン・グッディング、『ウォーキング・デッド』シリーズのジェフリー・ディーン・モーガンらが脇を固めた。

 公開されたポスタービジュアルには、テレビ塔に「ようこそ、地上600mの絶望へ」というキャッチコピーが添えられている。

映画『FALL/フォール』予告編

 あわせて公開された予告編には、自分たちの持つ技術と知識をフル活用して、どうにかこの危機を抜け出そうとするベッキーとハンターの姿が切り取られている。

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■公開情報
『FALL/フォール』
2023年2月3日(金)新宿バルト9ほか全国公開
監督:スコット・マン
脚本:ジョナサン・フランク、スコット・マン
製作:ジェームズ・ハリス、マーク・レーン、スコット・マン、クリスチャン・マーキュリー、デヴィッド・ハリング
出演:グレイス・フルトン、ヴァージニア・ガードナー、ジェフリー・ディーン・モーガン、メイソン・グッディング
配給:クロックワークス
2022年/アメリカ/英語/スコープサイズ/5.1ch/106分
©2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト: https://klockworx-v.com/fall/

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