『ブラックアダム』日本版声優に楠大典、内田真礼、榎木淳弥ら決定 吹替版特別映像も

『ブラックアダム』日本語吹替版キャスト決定

 12月2日に公開されるDC映画『ブラックアダム』の日本語吹替版キャストが発表され、あわせて特別映像が公開された。

 『ジョーカー』『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などのDCと、『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズのドウェイン・ジョンソンがタッグを組む本作は、世界を救わない最“恐”のアンチヒーローが大暴れするアクションエンターテインメント。ジョンソンが主演と製作総指揮を兼任し、『ジャングル・クルーズ』でもジョンソンとタッグを組んだジャウマ・コレット=セラが監督を務めた。

 5000年の眠りから覚めたブラックアダムは、邪魔者を一撃で制圧し、戦闘機でもお構いなしに壊す規格外のパワーを振りかざし大暴れ。そんなルール無用でやりたい放題のブラックアダムの前に、彼を危険視するジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ(JSA)が立ちはだかり、世界を全く救わないアンチヒーローとスーパーヒーローチームが激突する。

 “破壊神”ブラックアダム役を楠大典が演じるほか、スーパーヒーロー軍団JSAのホークマン役に杉村憲司、ドクター・フェイト役に田中秀幸、サイクロン役に内田真礼、アトム・スマッシャー役に榎木淳弥が決定した。

映画『ブラックアダム』吹替版特別映像

 映画『ジュマンジ』シリーズなどこれまで数々の作品でジョンソンの吹き替え声優を担当し、『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダー役の吹き替えでも知られる楠は、「ヒーロー役を演じるというのは大きな目標でしたしそのために日々頑張ってきたので、まずはいつも自分が演じているドウェインがそれにはまったということがファンとしても、とても嬉しかったです!」とコメント。

 また、杉村はホークマンの魅力について「僕が吹き替えたホークマンという役は、切れ者だけど、人との接し方が不器用。いかにも強者みたいに振る舞ってるけど、ドジを踏む。という、いわゆるヒーローというより、少し抜けてて、可愛らしい人という感じです」と語った。

 『007』シリーズなどでもピアース・ブロスナンの吹き替え声優を担当してきた田中は、本作でもブロスナンの吹き替えを務めることについて「歳を重ねる程に円熟味を増してくるピアース・ブロスナンですが、今作でも彼の魅力が存分に発揮されています。このような大作で久しぶりに演じさせていただき嬉しかったです。吹替版も、ぜひご覧になってください」と喜びを見せた。

 サイクロン役の内田は本作について「新しいヒーローたちが続々と出てきて、動き回る姿や、ワクワクする出会い。台本をいただいた時には、早く読みたくて期待に胸が膨らみました。読んでみたらそこには、魅了されるキャラクターたちが! みなさんも心から楽しめるムービーです! ぜひご覧ください!」とコメント。

 また、アトム・スマッシャーを演じる榎木は「主人公のブラックアダムの立ち位置が、王道のヒーローという感じではないところに魅力を感じました。僕が吹き替えさせて頂くアトム・スマッシャーはヒーローたちの中でも若く、少しノリが軽いのが特徴的な面白いキャラクターです。ぜひ皆さん劇場でご覧ください!」とコメントを寄せた。

 そのほかにも、ブラックアダムを呼び起こす、物語の鍵を握る女性アドリアナ役に坂本真綾、ブラックアダムに憧れを抱く少年アモン役に山崎智史、謎多き男イシュマエル役に加瀬康之、アドリアナの陽気な弟カリーム役に島田岳洋が決定。さらに、JSAを統括する指揮官アマンダ・ウォラー役で上村典子、その部下のエミリア・ハーコート役で水樹奈々が『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』より続投する。

 また、本作の公開に先駆けて、11月25日13時より行われる「東京コミコン2022」内の催し「映画『ブラックアダム』公開記念DCユニバース特別イベント」に、ブラックアダム役の楠とアトム・スマッシャー役の榎木が登壇することも決定した。

コメント

楠大典(ブラックアダム役)

ヒーロー役を演じるというのは大きな目標でしたしそのために日々頑張ってきたので、まずはいつも自分が演じているドウェインがそれにはまったということがファンとしても、とても嬉しかったです! ただ、実際にアフレコの当日を迎えるまでは安心できない、喜びすぎるのは我慢しようと思っていました(笑)。ドウェインは最初の作品から見ていますが、コメディからシリアスまで色んな役をこなせる凄い役者さんで、振り幅が広い演技プランは役者としてもとても勉強になります。DCを変える1作になるブラックダム、スクリーンで大暴れしているドウェインの姿を体験してほしいです!

杉村憲司(ホークマン役)

僕が吹き替えたホークマンという役は、切れ者だけど、人との接し方が不器用。いかにも強者みたいに振る舞ってるけど、ドジを踏む。という、いわゆるヒーローというより、少し抜けてて、可愛らしい人という感じです。監督にも「カッコつけてるけど、カッコつかない人」という指示をいただき、メリハリを意識して、楽しく演じさせていただきました。ヒーロー然としないユニークなキャラクターになったのではと思います。視聴者の方にも、作品やヒーロー達を愛していただけたら嬉しいです。是非、劇場でご覧ください。

田中秀幸(ドクター・フェイト役)

歳を重ねる程に円熟味を増してくるピアース・ブロスナンですが、今作でも彼の魅力が存分に発揮されています。このような大作で久しぶりに演じさせていただき嬉しかったです。吹替版も、ぜひご覧になってください。

内田真礼(サイクロン役)

新しいヒーローたちが続々と出てきて、動き回る姿や、ワクワクする出会い。台本をいただいた時には、早く読みたくて期待に胸が膨らみました。読んでみたらそこには、魅了されるキャラクターたちが! みなさんも心から楽しめるムービーです! ぜひご覧ください!

榎木淳弥(アトム・スマッシャー役)

主人公のブラックアダムの立ち位置が、王道のヒーローという感じではないところに魅力を感じました。僕が吹き替えさせて頂くアトム・スマッシャーはヒーローたちの中でも若く、少しノリが軽いのが特徴的な面白いキャラクターです。ぜひ皆さん劇場でご覧ください!

■公開情報
『ブラックアダム』
12月2日(金)全国ロードショー
監督:ジャウマ・コレット=セラ
製作総指揮・主演:ドウェイン・ジョンソン
出演:ピアース・ブロスナン、サラ・シャヒ、ノア・センティネオ、アルディス・ホッジ、クインテッサ・スウィンデル
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &©DC Comics

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる