『ゴールデンスプーン』“テヨンとスンチョン”、選択の行方は? ソン・ウヒョンにも熱視線

『ゴールデンスプーン』ユク・ソンジェの思惑

 ディズニープラスで配信中の韓国ドラマ『ゴールデンスプーン』。本作は主演として堂々とした演技で物語を牽引するBTOBのユク・ソンジェを筆頭に描かれる冒険アドベンチャーファンタジー作品だ。

 ユク・ソンジェとイ・ジョンウォンが貧乏人と御曹司が入れ替わり、物語が展開して行く中、ソンジェ演じる財閥御曹司ファン・テヨンの秘書チャ・ムンギを演じるソン・ウヒョンの人気が上昇中。ウヒョンは、デビューして10年目の2021年に韓国BL最高のヒット作といわれるドラマ『To My Star』で初主演を果たし、アジアBL市場で人気を獲得した。本作では、緊迫感のあるストーリー展開が進む中で、ウヒョンはソンジェとのブロマンスを見せており、女装姿やコミカルな芝居を見せている。ウヒョン出演シーンがホッとひと息つかせてくれる癒しタイムになっている視聴者も多い。

 第11話、第12話では、テヨン(ユク・ソンジェ)、イ・スンチョン(イ・ジョンウォン)、ナ・ジュヒ(チョン・チェヨン)がジュヒの父を殺害した真犯人を協力して見つけることに成功する。それを知ったテヨンの父のファン・ヒョンド(チェ・ウォニョン)は先回りして真犯人の元を訪れ自首をさせる。テヨンを犯人だと誤解していたジュヒは、テヨンに謝罪し、テヨンも元の関係に戻ろうとジュヒに告げる。真犯人を探すうちに近づいていくテヨンとジュヒに焦りを感じるスンチョンは、ジュヒへの気持ちと金持ちへの欲求が膨らんでいく。一方、ジュヒはテヨンへの誤解が解けテヨンといると言動や行動から、昔のスンチョンを思い出し胸がときめく自分に気づく。

 金のスプーンの秘密が書かれたノートを読んだスンチョンは、自分がテヨンであることに気づき、ファン・テヨンに戻ることに決め、ファン家に食事に行く。スンチョンが金のスプーンを持ち、食事をしに来たことを知ったテヨンは、入れ替わりを阻止するためにスンチョンの自宅へ行き、金のスプーンをすり替えることに。スンチョンがどんどんスプーンの秘密に近づいていく中で、とうとう金のスプーンを手に入れ食事するシーンはドキドキの緊迫シーンで邪魔が入るのではないかと、「早く! 早く!」と観ている側も焦る気持ちに。

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