『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』初放送決定 『金ロー』で11月25日に
11月25日の日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が初放送されることが決定した。
2021年の『金曜ロードショー』では、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズより、TVアニメの“金曜ロード特別編集版”と『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』が放送された。本作は、同シリーズのフィナーレとなる劇場版として2020年に公開され、興行収入21.3億円のヒットを記録。日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した。
幼い頃に軍人として大戦に参加したヴァイオレットは、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを表現することを知らずに育ってきた。戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」の職に就いた彼女は、様々な依頼を受けながら、戦場で生き別れとなった上官・ギルベルト少佐に告げられた言葉「愛してる」の意味を探し続ける。
そして、『劇場版』では、そんなヴァイオレットのその後が描かれる。代筆業の経験を重ねながら、いつかギルベルト少佐に会えると信じて待ち続けるヴァイオレット。ある日一通の宛先不明の手紙から、物語が大きく動き出す。
『金曜ロードショー』での初放送に際して、監督を務めた石立太一からはコメントが到着している。
石立太一監督 コメント
この度『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を金曜ロードショーで放送いただけるとの事、大変嬉しく思っております。
劇場版は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の完結編になります。
私と致しましては、今作の制作にあたり、この作品そのものが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の女性から、未来を生きる我々への「最後の手紙」になるように、そんな作品にしたいと思い、制作しておりました。
アニメーション作品は、手で描いた膨大な枚数の「絵」、つまりたくさんの手で描いた「線」の集積で出来上がっています。
その一本一本の線に、ヴァイオレットの願った、未来への想いを込めようとスタッフ皆で精一杯作り上げた作品です。
見てくださった皆様にその想いが届くことを心より願っております。
■放送情報
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
日本テレビ系にて、11月25日(金)21:00~23:34放送
※放送枠40分拡大
出演:石川由依、浪川大輔
原作:暁佳奈
監督:石立太一
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
音楽:Evan Call
アニメーション制作:京都アニメーション
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会