土屋太鳳主演のサスペンススリラー『マッチング』2023年公開決定 監督・脚本は内田英治

土屋太鳳主演『マッチング』2023年公開

 内田英治が監督・脚本を手がけ、土屋太鳳が主演を務める映画『マッチング』が2023年に公開されることが決定した。

 恋人探し、婚活など、現代人に最も身近なツールとなったマッチングアプリ。気軽さも手伝ってその普及率は年々増加の一途をたどっている。しかし同時に、ユーザー間でのトラブルも多数報告されており、やって来た相手がプロフィールとは全くの別人だったり、さらに深刻な事件に発展するケースも。本作は、マッチングアプリを通じて他人と気軽に出会えるようになった現代だからこそ起こる“身近に潜む恐怖”を描くサスペンススリラーだ。

 恋愛に奥手な主人公・輪花は、同僚の勧めでマッチングアプリに渋々登録。マッチングが成立するも、目の前に現れたのはプロフィールからは想像できなかった暗い男。その男はやがて裏の顔を見せ始める。時を同じくして、アプリ婚をしたユーザーが殺される事件が彼女のまわりで頻発する。輪花が出会った男が捜査線上に浮上するが、事件は全く意外な方向から別の展開を見せるのだった。一体この事件の裏には何が隠されているのか。そしてついに、輪花にも犯人の魔の手が迫る……。

 監督・脚本を務めたのは、『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田。本作と土屋について、内田監督は「私自身いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました。本作は人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです」とコメント。

 土屋が演じるのは、マッチングアプリでの出会いをきっかけに、次々と襲い掛かる先の読めない恐怖に見舞われる主人公・輪花。土屋は2008年のデビュー以降、『orange -オレンジ-』(2015年)、『青空エール』(2016年)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年)、『チア☆ダン』(2018年)、『やんごとなき一族』(2022年)に出演。土屋は「本当に愛の深い現場でした。内田英治監督はじめ内田組の全て、輪花と共に生きた全ての役、その役を演じた全ての方々、そして輪花に、心から心から心から、感謝しております」とコメントした。

映画『マッチング』超特報

コメント

内田英治(監督)

私自身いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました。本作は人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。主演には土屋太鳳さんをお迎えしました。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです。どんでん返しに次ぐどんでん返し。ジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめる作品でございます。

土屋太鳳(輪花役)

幸せの探し方は一つではありません。でも、だからこそ、幸せを探しているつもりが違うものを掴んでしまうこともあって、その原因は欲かもしれないし本能かもしれない。輪花と一緒にどう生きるべきだったのか、その時間を通して何を伝えるべきなのか...撮影を経て今になっても、私はまだ整理出来てないんです。
どの役に対しても「何か少しでも伝わって欲しい」と願いながら取り組んできた私にとって、この日々は恐怖でした。でも一つだけ、はっきりしていることがあります。本当に愛の深い現場でした。内田英治監督はじめ内田組の全て、輪花と共に生きた全ての役、その役を演じた全ての方々、そして輪花に、心から心から心から、感謝しております。

二宮直彦(KADOKAWAプロデューサー)

昨年、内田英治監督から「こんな企画があるんですけど、」と概要伺ったのが本作のスタートでした。現代的で予測不可能な展開はオリジナル作品故に強みとなって脚本でさらにツイストがかかって企画が立体的に練られていきました。そして決定打となったのが主演となる輪花役の土屋太鳳さんです。
可憐さと芯の強さを併せ持つ土屋さん以外に考えられませんでした。映画を観る方に土屋さん演じる輪花を通じてこの誰も予測できない展開と結末をご用意します。どうぞご期待下さい。

■公開情報
『マッチング』
2023年公開
主演:土屋太鳳
監督:内田英治
脚本:内田英治、宍戸英紀
製作・配給:KADOKAWA
©2023『マッチング』製作委員会
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/matching/
公式Twitter:@movie_matching

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