第79回ヴェネチア映画祭最優秀女優賞受賞 ケイト・ブランシェット主演『TÁR』2023年公開
主演を務めたケイト・ブランシェットが第79回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した映画『TÁR(原題)』が、2023年に日本公開されることが決定した。
本作は、『イン・ザ・ベッドルーム』『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド監督の16年ぶりの新作。2度のアカデミー賞受賞経験を持つブランシェットが主演を務め、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァーらが共演する。
ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しづつ広がっていく。
イタリア現地時間9月10日に授賞式が開催された第79回ヴェネチア国際映画祭では、ブランシェットがヴォルピ杯最優秀女優賞を受賞。ブランシェットの受賞は『アイム・ノット・ゼア』以来、2度目の快挙となった。
■公開情報
『TÁR(原題)』
2023年全国ロードショー
監督・脚本:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァー
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル
配給:ギャガ
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