六角精児、小野武彦、篠井英介の姿も 『ある役者達の風景』予告編公開
9月17日に全国公開される『ある役者達の風景』の予告編が公開された。
本作は、緊急事態宣言が解除された2020年5月末に、撮影期間わずか半日、制作費0円で制作された同名短編映画の長編版。短編作品は、コロナ禍で演劇の上演中止が相次ぐ中、人通りの少ない河川敷で稽古を続ける壮年の役者達の姿をコミカルに描き、同年6月にYouTubeで1週間限定配信された。そんな短編をもとに新たに脚本が書き下ろされた長編版となる本作は、映画『BOURBON TALK』で国内外の映画祭を賑わせた「コーエンジ・ブラザーズ」の沖正人が監督を務めた。
『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)の三浦信輔刑事役でも知られる大谷亮介、ナレーター・声優・バンドと幅広く活躍する草野とおる、『十津川警部』シリーズ(TBS系)などの中西良太の3人が実名で登場。そのほか、料理屋の大将役で渡辺哲、ベテラン俳優役で鈴木一功、劇場の支配人役で小野武彦、役者仲間として六角精児、モロ師岡、半海一晃、マギー、謎の男役で篠井英介、中西の奥さん役で余貴美子、息子役で高畑裕太ら、数々の著名俳優が友情出演している。
始まりは、河原で稽古する“ある役者達”。コロナ禍という、これからどうなっていくのか誰もわからない状況で、役者達はどんな選択をし、未曽有の状況から再生していくのか。
今回された予告編では、舞台は中止、仲間達は次々にリタイア宣言と、芝居への道がどんどん厳しくなっていく中、演劇を信じ続ける座長・大谷(大谷亮介)が、撮影が止まったベテラン俳優・中西(中西良太)と、先輩思いの劇団員・草野(草野とおる)を誘い、“ドクゲキ”を提案する姿が。朗読の読、孤独の独、ポイズンの毒。心臓がドクドクするような芝居を目指し、知恵を絞って大奔走する。演劇を必要としている人は必ずいると信じ、新しい未来に向けて試行錯誤を繰り返すが……。3人はこれからも役者であることを続けられるのか。混乱の先に見つけ出した答えとは。
■公開情報
『ある役者達の風景』
9月17日(土)全国公開
企画・監督:沖正人
原案:中西良太
撮影:三本木久城
出演:大谷亮介、草野とおる、中西良太、小野武彦、勝村政信、キムラ緑子、篠井英介、鈴木一功、高畑裕太、半海一晃、深沢敦、不破万作、マギー、モロ師岡、山田まりや、余貴美子、六角精児、渡辺哲ほか
制作:株式会社MINERAL
配給:リアリーライクフィルムズ株式会社
2021年/日本/カラー/102分
(c)2021映画「ある役者達の風景」製作委員会
公式サイト:https://ある役者達の風景.com/
公式Twitter:https://mobile.twitter.com/lob1eu0ixwgwb3a