『刑事7人』倉科カナが卒業へ 東山紀之から花束とともにお姫様抱っこのサプライズも

『刑事7人』倉科カナが卒業へ

 東山紀之主演ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系)にシーズン1から出演してきた倉科カナの卒業が発表された。

 本作は、2015年のスタート以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、ヒューマンドラマとサスペンスが共存する刑事ドラマシリーズ。

 7月13日に放送開始したシーズン8では、専従捜査班に小瀧望(ジャニーズWEST)扮する新メンバー・坂下路敏が加入。東大卒のキャリア組の新人で、Z世代のエリートである路敏が、天樹をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストと対峙する。

 第1話では、倉科扮する環がウェディングドレスに身を包んで登場。犯人役の坪倉由幸(我が家)を前に、啖呵を切る場面も見られた。そして、小瀧扮する路敏の教育係を買って出ると、コスパを重んじる彼に「汗をかかないで解決した事件などひとつもない」と、刑事としての心得を諭した環。路敏もその言葉に何かを悟ったような表情を見せた。その後、環は新専従捜査班メンバーに、自らの旅立ちを打ち明ける。その言葉を、放心状態で聞き入る青山。環はメンバーに見送られながら、晴れ晴れとした表情で歩き出した。

 そんな環を演じた倉科は、スタッフからの「水田環役の倉科カナさん、全編終了です!」との声とともに、東山から大きな花束を贈られると、瞳から涙を溢れさせた。「朝は実感がなかったんですけど……実家を出た時よりも、すごく寂しい」と現場から離れる寂しさを吐露。倉科にとって、本作の現場は「私にとって大切な場所で、ホーム」だったことを明かした。続けて、「また、いつか戻って来たい」と語ると、東山をはじめとしたキャスト陣、スタッフらから「待ってます!」「待ってるよ!」と口々に声がかかり、大きな拍手が贈られた。

 そして、最後には東山が倉科を花束とともにお姫様抱っこする一幕も。倉科は瞳を濡らしながらも笑顔でクランクアップを迎えた。

倉科カナ(水田環役)コメント

朝は実感がなかったんですけど……今は寂しい気持ちでいっぱいです。お世話になって8年間、月日を重ねていくごとに、『刑事7人』が私にとって大切な場所になっていったんだと実感しています。私はこの現場を“ホーム”みたいに思っていまして、キャストの皆さんともスタッフさんとも仲が良いので、初めて実家を出た時よりも寂しさがこみ上げてきます。女優として、より前に進めるようにこれからも頑張りますし、また、いつか戻って来たいなと思っています。皆さん、お体にお気をつけて、頑張ってください。長い間、本当にありがとうございました。

■放送情報
『刑事7人』
テレビ朝日系にて、毎週水曜21:00~21:54放送
出演:東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、小瀧望(ジャニーズWEST)、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也
監督:兼﨑涼介、安養寺工、大山晃一郎、柏木宏紀、宗野賢一ほか
脚本:森ハヤシ、吉本昌弘、吉高寿男ほか
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子
プロデューサー:山川秀樹、石田菜穂子、和佐野健一
制作:テレビ朝日/東映
(c)テレビ朝日

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