北野日奈子に聞く、乃木坂46に在籍した9年間とこれからのこと 「本当に世界が広がった」

北野日奈子に聞く、乃木坂46の9年間

「乃木坂46に入っていなかった自分を想像できない」

北野日奈子

――今後はお芝居のお仕事をメインにやられていくんですか?

北野:女優さんになりたいというよりも、今回の舞台のように、いままであまりやってこなかったような経験をいろいろさせてもらいながら、徐々に好きなことを見つけられたらいいなと思っています。女優さんのお仕事はもちろんその中のひとつではありますが、モデルさんのお仕事だったり、ラジオも好きなのでラジオのお仕事もやってみたいです。あとはやっぱりファンの方との交流も大事にしたいので、直接お会いできるイベントとかは積極的にやっていきたいと思っています。

――舞台のあとの具体的な活動はこれから決めていくと。

北野:いまはもう舞台のことしか考えられないので、とにかく無事に小夏さんとして生きていられたらいいなと。乃木坂にいたときもそうだったんですけど、いまやっていること以外のことに焦点を当てられないんです。すごく不器用で、ちょっと息が詰まっちゃうようなこともあったんですけど、いまも周りを見ていられないぐらい、追い込まれています(笑)。そのために、目の前の稽古を頑張らないといけないなと思っています。

北野日奈子
北野日奈子
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――乃木坂46に在籍した9年間は、北野さんにとってどのような時間でしたか?

北野:活動していく中で、いろんな悩みが生じたり、突きつけられる辛い現実もあったんですけど、そういう経験をしたからこそ得たものもありましたし、逆に乃木坂に入っていなかった自分を想像できないぐらい、私自身、いまの自分を気に入っています。いまの自分の人格は、人の暖かさやつながり、縁の大切さを知ったグループの活動があったからこそ形成されたものだなと。本当に人に恵まれたなと思いますし、こうやって自分のことを好きな自分でいられることも、すごく幸せなことだなと思います。

――乃木坂に入ったことで、北野さんの性格や人生も大きく変わったと。

北野:本当に世界が広がったと思います。乃木坂に加入する前は、人間関係で悩んだり、ずっと変わらないところに居続けてモヤモヤしていたんです。もともと負けず嫌いで、周りのみんなを見返してやるぞという気持ちでグループに入ったんですけど、実際に入ってみたらみんな本当にいい人たちばかりで、人を思うことを知りました。人に対して向けた愛を感謝されたときに抱く感情が自分にとってすごく心地いいものだと気づいて、自分のことだけでなく、周りをよく見ることができるようになったんです。ここまで育ててくれた乃木坂には、感謝しかありません。

■公演情報
『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』
日程:7月8日(金)~7月18日(月祝)
会場:東京・紀伊國屋ホール
チケット料金:8,500円(全席指定・税込み)※未就学児入場不可

作:つかこうへい
演出:岡村俊一
出演:味方良介、石田明、北野日奈子、細貝圭、中本大賀(円神)、橋龍輝、佐久本宝、河本祐貴、久保田創
提携:紀伊國屋書店
制作:つかこうへい事務所
企画・製作・主催:アール・ユー・ピー

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※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
2022年7月27日(水)

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