永野芽郁が10年後に目指す姿 18歳で経験した朝ドラから学んだ「頑張ることの達成感」

永野芽郁が明かす、“10年後”の目指す姿

 永野芽郁主演のTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』が7月5日よりスタートする。今作は、永野演じる若き女性CEO成川佐奈が立ち上げた教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」を通して、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマだ。

 今回、主演の永野にインタビュー。撮影が始まっての感想や自身の経験、「夢は大きく」という今後の目標について語ってもらった。

こういう会社に入れたら面白いな

――台本を読んだときの感想はいかがでしたか?

永野芽郁(以下、永野):本当に個性豊かなキャラクターが集合していますが、共通の目標に向かって年齢も性別も関係なく、みんなで成長していけるというところが面白いと思いました。

――ユニコーン企業のCEO役ということで、知識が必要なことも多いと思います。

永野:ユニコーン企業やIT企業、教育事業といったドラマの基となっている知識が全くなかったので、事前にスタートアップ企業の方々の話を聞いたり、資料をもらって勉強しました。みんなで大きな企業を目指そうということができていて、今までにない感覚で現場を過ごしている気がします。

――スタートアップ企業の方に実際にお話を聞いて、興味を持ったことはありますか?

永野:ドラマだからと脚色した感じがなくて、「本当にこういう会社あるんだ! いいな! 面白い!」ってなりました。それぞれが得意な分野で、自分の才能を伸ばすということに特化し、最終的なジャッジをCEOの方がする。服装も自由で、会社の滞在時間もおおよそは決まっているけど、フレックスタイム制で。こういう会社に入れたら面白いなという企業の方とお会いして、このドラマを作るうえでの自信やモチベーションになりました。

――今作はオリジナル作品ですが監督との話し合いは頻繁に行われているのでしょうか?

永野:監督とはいろいろ相談しながら撮影をしています。それぞれの関係性を見せる上で細かく計算が必要なシーンがあるので、どういう気持ちでこの言動をしたのかというのは監督と意見を交わしながらチーム全体が共通認識を持って撮影ができています。 監督も時間を作ってお話を聞いてくれるし、プロデューサーさんたちもみんなで疑問に思ったことをいつでも言ってくださいと受け入れ態勢でいてくださるので、みんなで作っているドラマという感じがありますね。

仕事を頑張れる人ってやっぱり素敵

――佐奈を演じるうえで意識している点はありますか?

永野:距離感の詰め方は意識しています。 すごく周りに引っ張ってもらっている女性ではあるけれど、ちゃんと周りのことを見れている人でもありたいと思っているので、ちょっとした変化に気づいているけどあえて言わないときもあるし、杉野さん演じる功だったら言えるなという関係性も大切にしています。

――仕事をバリバリ頑張る佐奈の生き方をどう思いますか?

永野:仕事を頑張れる人って男女問わずやっぱり素敵だと思います。もちろん大変なことも経験しながらだけど、それでも頑張れるというのは素敵だなと思います。

――佐奈の尊敬できる部分はありますか?

永野:佐奈の行動力は尊敬します。もちろん自分の夢を叶えるためにみんな努力をすると思いますが、自分が経験してきたことで誰かを救いたい、そのことによって自分も結果的に救われるみたいなちゃんとしたループを自分で作り、会社を立ち上げ、みんなで成功させるためにどうすればいいか考えるという行動力はすごすぎます。

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