『私の解放日誌』転んでも立ち上がる兄妹たちの変化 クの正体にかなり危険な匂いも

『私の解放日誌』クの正体に危険な匂い?

 毎週日、月曜に最新話がNetflixで配信中の韓国ドラマ『私の解放日誌』。ミジョン(キム・ジウォン)とク(ソン・ソック)の崇め合う関係は順調に進んでいるが、姉のギジョン(イ・エル)に畑仕事をしているふりをしてデートをしているのだと、二人が恋愛をしていると思われている。ただ二人は「崇め合っている」のであって「恋愛をしている」というようには思っていない。しかしミジョンも「恋してドキドキする感覚が理解できない」と言うが、クを思い浮かべながら「幸せを感じたときは、むしろ鼓動が遅くなった気がした」「解き放たれたような、初めて心臓の緊張がほぐれたような感じ」とチャンヒ(イ・ミンギ)にこぼしていた。

 そしてついに、ミジョンが隠していた借金について家族にバレてしまいそうになる。父親に住所をどこかに移したことを問われたミジョンは「友達が家を借りられなくて私が代わりに(借りた)」と答えた。住所を元に戻しておけ、という両親の言葉から、金を貸した先輩に対して電話をしたところ、「親に助けてもらえば解決できる額だ」と、他人事のように言われ号泣してしまう。結局、ミジョンが借金を肩代わりして完済し、住所を戻すことにした。

 そのことを知ったクは、その男の名前や住所を聞くがミジョンは答えようとしない。「自分が言いたいことも言えない人にどう決着をつけろというのか」と、クに自分の思いをぶつける。そして今、クに対して思うように言えているのは、ミジョンがクは自分のことを好きだと知っているからだと言った。さらに金を貸した男の前でも言いたいことを言えるように、自惚れるくらい崇めて私を変えてほしいとぶつけた。対してクは、自分にどれだけミジョンが影響を与えているか、自分の価値に気づくように優しく言葉をかけた。

 さらに同僚にクの魅力を聞かれると、ミジョンは「殻がないの」と言った。礼儀正しくても本心が見えない人はいるが、クはそうではない。彼女は今まで自分が想いを寄せる人がいてその人と一緒に困難を乗り越えているのだと自分に錯覚させてきたが、今は残業で辛い時でもクがそばにいてくれる。思わず「ヨム・ミジョンの想像は現実になる」と嬉しそうに口に出していた。

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