草なぎ剛ら出演『サバカン SABAKAN』本予告 サバの味噌煮の缶詰モチーフの本ビジュアルも
8月19日より公開される映画『サバカン SABAKAN』の本ビジュアルと本予告が公開された。
本作は、『ミッドナイトスワン』『クソ野郎と美しき世界』を手がけてきたCULENによる新作映画。1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった二人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く。番家一路を主演に、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、そして草なぎ剛が出演する。TBSドラマ『半沢直樹』などを手がけてきた金沢知樹が、映画初監督作として監督・脚本を務めた。2021年8月から9月にかけて、風光明媚な長崎県を中心に撮影が行われた完全オリジナル脚本作である。
公開となった本ビジュアルは、本編に登場する“子供時代の友達との思い出”である“サバの味噌煮の缶詰”がモチーフとなっている。 上の缶詰では“1980年代の子供時代(番家一路)”を、下の缶詰では“大人になった今”の主人公・久田 (草なぎ剛)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図となっている。1980 年代の缶詰では、久田と友達の竹本(原田琥之佑)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野真千子)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原ピストル)はノリで追いかけている。そして、“ここは80年代。子供が主役です。”というキャッチコピーが添えられている。
また、同時に公開された本予告では、ORANGE RANGEの大ヒット曲「キズナ」をANCHORが編曲し、りりあ。が歌唱した主題歌に乗せて、空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、“子供時代”の記憶を呼び覚ますような内容に仕上がっている。なお、本作の音楽は大島ミチルが担当している。
さらに音楽陣からコメントも到着。編曲を担当したANCHORは「学生時代、その景色の中で MDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲『キズナ』をカバーさせていただけて大変光栄」とコメントしている。
コメント
ANCHOR(「キズナ」編曲)
主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲「キズナ」をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。
りりあ。(「キズナ」歌唱)
金沢監督からオレンジレンジさんの「キズナ」を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から「キズナ」への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです。」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です! 後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。
大島ミチル(音楽)
映画『サバカン』の作曲は金沢監督が私の音楽の「風笛」が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ……この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。
■公開情報
映画『サバカン SABAKAN』
8月19日(金)全国ロードショー
出演:番家一路、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、村川絵梨、福地桃子、ゴリけん、八村倫太郎(WATWING)、茅島みずき、篠原篤、泉澤祐希、貫地谷しほり、草なぎ剛、岩松了
監督:金沢知樹
脚本:金沢知樹、萩森淳
主題歌:ANCHOR「キズナ feat. りりあ。」(VIA / TOY'S FACTORY)
配給:キノフィルムズ
製作:CULEN、ギークサイト
(c)2022「SABAKAN」Film Partners
公式サイト:https://sabakan-movie.com/