草なぎ剛、“復讐シリーズ”最新作で6年ぶり連ドラ主演 「僕自身が一番待ち望んでいた」

 草なぎ剛が、2023年1月期のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマで6年ぶりに連続ドラマ主演を務めることがわかった。

草なぎ剛

 作品は、2015年1月期に放送された『銭の戦争』、2017年1月期に放送された『嘘の戦争』の“復讐シリーズ”最新作。2015年に放送された“復讐シリーズ”第1弾『銭の戦争』は、栄光と挫折を経験した男・白石冨生(草なぎ剛)が、金も職も婚約者も全て失い、金貸しとなって父親をはめた宿敵や非情な社会に壮絶な復讐を遂げる物語。関東地区平均視聴率は、世帯13.4%、個人全体7.5%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。そして、第1弾から2年後の2017年に放送された『嘘の戦争』は、幼い頃、家族を殺された少年が、海外に渡って一ノ瀬浩一(草なぎ剛)と名を変えて詐欺師となり、30年の時を経て家族を殺した真犯人に復讐するストーリーで、関東地区平均視聴率は世帯11.3%、個人全体6.5%(ビデオリサーチ調べ)を記録。そして、前作から6年の時を経て新たな“復讐シリーズ”の制作が決定。果たして、どんな復讐劇が展開されるのか。そして、主演の草なぎはどのような役柄で復讐していくのか。

 草なぎにとってジャニーズ退所後初、そして6年ぶりとなる連続ドラマ主演は、自身と縁が深いカンテレドラマとなった。草なぎがカンテレ制作の連続ドラマで主演を務めるのは、初主演となった連続ドラマ『いいひと。』(1997年)に始まり、『僕の生きる道』(2003年)、『僕と彼女と彼女の生きる道』(2004年)、『僕の歩く道』(2006年)、『37歳で医者になった僕』(2012年)、『銭の戦争』(2015年)、『嘘の戦争』(2017年)に続き、本作で8作目となる。そのほか、手塚治虫の生涯を描いたカンテレ55周年ドラマ『神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』では主演として手塚治虫を演じた。なお、主演8回は、カンテレ最多主演回数となる。

 2020年公開の映画『ミッドナイトスワン』では、第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞や第63回ブルーリボン賞主演男優賞など数々の賞を受賞した草なぎ。また、昨年放送された大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)では徳川家最後の将軍となった徳川慶喜を演じた。そんな草なぎは、今回のオファーについて「驚いたのと同時に、お世話になったカンテレさんとドラマのお仕事ができるので嬉しかったです。連続ドラマでの初主演がカンテレさんの『いいひと。』で、その作品から考えてもう8作品目。再び原点であり出発点に戻ってきました!」とコメント。さらに視聴者に向けて、「『銭の戦争』『嘘の戦争』の続編を見たい、という声を以前から聞いていました。スタッフの皆さん、ファンの皆さん、そして僕自身が一番待ち望んでいた“復讐シリーズ”。今、持っている力を全て出し切りたいと思います!」とメッセージを寄せている。

草なぎ剛 コメント

連続ドラマのオファーを受けて

今回の連続ドラマでの主演のお話をいただいたとき、驚いたのと同時に、お世話になったカンテレさんとドラマのお仕事ができるので嬉しかったです。連続ドラマでの初主演がカンテレさんの『いいひと。』で、その作品から考えてもう8作品目。再び原点であり出発点に戻ってきました!

『銭の戦争』『嘘の戦争』の“復讐シリーズ”最新作への意気込み

すごく大好きな作品『銭の戦争』、『嘘の戦争』に続く“復讐シリーズ”の最新作。振り返ってみると、大変だった撮影や、大杉漣さんという素晴らしい方との最後の共演にもなったので、とても大切な思い出となっています。最新作でいままでにまだ見たことのない僕自身だとか作品というものを作っていけたらと思います。

6年ぶりの連続ドラマ主演作品。6年間の自身を振り返って

復讐シリーズで、本当にいろいろなことに挑戦できたので、今回も、いつもご一緒させていただいているスタッフの皆さんの胸を借りて、思いっきり、演技に集中出来ればと思っています。僕は「昨日できたことが今日できるかわからない」というのが演技の基本だと思うので、今回の作品も、その時感じた新鮮な気持ちを大切に作品に取り組みたいと思います。

メッセージ

『銭の戦争』『嘘の戦争』の続編を見たい、という声を以前から聞いていました。スタッフの皆さん、ファンの皆さん、そして僕自身が一番待ち望んでいた“復讐シリーズ”。今、持っている力を全て出し切りたいと思います!

■放送情報
“復讐シリーズ”最新作(タイトル未定)
カンテレ・フジテレビ系にて、2023年1月期放送
主演:草なぎ剛

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