賀来賢人が明かす『マイファミリー』キャストとの関係性 二宮和也は「良いお兄ちゃん」

賀来賢人、二宮和也は「良いお兄ちゃん」

二宮和也は「良いお兄ちゃん」のような存在

ーー『マイファミリー』の現場ならではだなと感じる良さを教えてください。

賀来:撮影に入ると、みなさん自然と役に入り込むので、すごくおもしろいなと感じています。

ーー同級生役の二宮さん、多部さん、濱田さんの印象を教えてください。

賀来:3人に共通して言えることは、変にしゃべらなくてもいい空気感が漂っていて、無理をしなくて良いということですかね。それでいて、本番になったらギアがぐっと入るのでさすがだなと感じています。二宮さんは、親しみやすい方で、僕はズカズカといろんなことを聞いてしまっているのですが、いつも丁寧に答えてくれる良いお兄ちゃん。多部さんは、2人のシーンを撮影したときにまったりしゃべっていたら、実はよくしゃべる方なんだなと思いました。岳くんは、10年以上ぶりの共演ですが、ずっと今まで遊んできた友達みたいな感覚です。

ーー本作で二宮さん、多部さんが演じる鳴沢夫妻は警察に頼るか、それとも犯人の要求通り頼らずに自分たちで解決するかという選択を迫られます。賀来さんが鳴沢夫妻の立場だったら、どう感じますか?

賀来:僕も自分に置き換えて台本を読んでみたんですけど、とにかくテンパると思います。でも、まずは警察に頼るんじゃないですかね。それでもどうしようもなかったら、鳴沢夫妻のように自分でどうにかしなきゃとなるかもしれません。

ーー今回、鳴沢夫妻は同級生2人の協力を得て解決しようとしますが、賀来さんは大きな選択を迫られた際、自分で決断するタイプでしょうか、それとも周りにアドバイスを求めますか?

賀来:自分で決めたことって、自分が責任を持つことになる一方で、人に決めてもらうと、人のせいにしちゃうと思うんです。だから、最終的な結論は自分で決めたいです。

ーー日曜劇場への出演は、今回で3年連続とのことですが、感想を教えてください。

賀来:本当にありがたい話だなと感じています。かなり大掛かりなことをやっている、伝統のある日曜劇場に出演できるのは、ありがたいことですね。

ーーさらに本作は『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(TBS系)に続き、ディズニープラスで世界配信されるとのことです。出演作がほぼリアルタイムで世界配信されることについて、どう思いますか?

賀来:良い時代ですよね。国内で作ったものが、当たり前のように海外にリアルタイムで配信される時代なので、役者としても、いろんな可能性が広がると思います。何が起こるか本当にわかんない時代ですから、誰もが楽しめるような作品を作るべきだと思うし、自分たちのやりたいことをやり抜くべきだと思います。

■放送情報
日曜劇場『マイファミリー』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、大友康平、神野三鈴、迫田孝也、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、山田キヌヲ、 渡辺邦斗、藤間爽子、大島美優、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、濱田岳、玉木宏
脚本:黒岩勉
演出:平野俊一
プロデューサー:飯田和孝、渡辺良介(大映テレビ)
スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳
協力プロデューサー:大形美佑葵
製作著作:TBS
(c)TBS

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