小芝風花「ウチの妖怪さんたちが一番かわいい」 『妖怪シェアハウス』続編で届けたい思い

小芝風花、『妖怪シェアハウス』続編への思い

大人の女優として、今後見せていきたい野望

――シーズン1もそうでしたが、楽しい作品でありつつ、社会を映しているドラマでもありますね。

小芝:そうなんです。妖怪さんたちがフィーチャーされていますが、私たちのリアルな社会でも問題になっている事柄を取り入れています。だからハチャメチャな内容だけれども、心に刺さる部分は共感してもらえる。私たちがリアルに苦しんでいることに、妖怪さんたちが人間社会で苦しんで本来の姿を忘れて闇落ちしてしまう。そこにリアリティがあるから、共感してもらえたり、乗り越える姿に元気をもらえたりすると思います。

――前作ではアマビエの登場も話題でした。コロナ禍が予想以上に長引いている今、この作品を届けられることに思うことはありますか?

小芝:前回の撮影のときも、最初の緊急事態宣言があったあとでの撮影でしたし、今回もまたコロナが大変になってきたときのクランクインで、「こういうときに呼ばれる作品なのかな」とは妖怪さんたちとも話してました。どうしても気分が落ち込んでしまうニュースも多いなかで、こうやっていっぱい笑えてスカッとできる作品をお届けできるのは、なにかいいなぁと。「この仕事ができて嬉しいな」と思います。特に4月クールということで、新生活に不安な人も多いと思います。このドラマを観ている間だけでも、憂鬱な気分を忘れて楽しめる、そんな時間をお届けできればと思います。

――4月といえば、小芝さんご自身25歳になります。大人の女優として、今後見せていきたい野望などはありますか?

小芝:なんだろう……。悪い役はやりたいです。今まで、元気な役や、澪のようにちょっと気弱な役が多かったので、人を貶めたり、不気味で怖かったりする役にも挑戦していけたらと思います。ただ年齢的には大人ですが、色気のある役とかはまだ難しいかなと(苦笑)。でもそうは言ってもやっぱり10代のときとは違って、お肉の付き方が変わってきたりするので(笑)、ジムに通ったり、スキンケアに気を付けたりといったことはしています。

――ありがとうございます。最後にひと言お願いします。

小芝:前作を観てくださった方も、今回初めて観てくださる方も関係なく、絶対に楽しんでいただける作品になっています。それから、ドラマの放送後には、ますますパワーアップした映画版も公開になります。ドラマと映画と両方楽しみにしてくださると嬉しいです。

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■放送情報
土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』
テレビ朝日系にて、4月9日(土)スタート 毎週土曜23:00〜23:30放送
※初回は1時間スペシャルとして23:00〜00:00放送
出演:小芝風花、松本まりか、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二、池田成志、豊田裕大、井頭愛海、尾碕真花
脚本:西荻弓絵、綿種アヤ(7話)
演出:豊島圭介、山本大輔
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子
プロデューサー:飯田サヤカ、宮内貴子
制作:テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)テレビ朝日

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