『ミステリと言う勿れ』風呂光が整に向ける強いまなざし “頼りになる人”以上の感情?

『ミステリと言う勿れ』風呂光は整を意識?

 第1話では男社会の中でもがく女性刑事として描かれた風呂光だが、今では大きく成長し、積極的な姿勢で事件解決へと取り組んでいる。風呂光のひらめきがあったからこそ、解決の糸口を掴めた事件もあったほど。毎回真摯に事件に向き合う姿や、被害者に寄り添う優しさ、責任感の強さをみると、かつて整が「捕まるなら風呂光さんみたいな人がいい」と称した意味も理解できる。真っ直ぐな風呂光だからこそ、特別な視点で物事を見つめる整に対してリスペクトと愛を持って接することができるのだろう。整と並んだ風呂光はずいぶん小柄だ。そんな彼女が整に力強いまなざしを向け「何かあっても必ず私が守りますから」と刑事の責任感をみせるところも、なんだか、いじらしい。

 眠れぬ夜を迎えたアイビーハウスの7人。なんのためにインターネットで知り合ったデラとパンを呼んだのか、そしてなぜ橘高は、終始気難しそうな表情を浮かべるのか、蔦が亡くなった喜和をわざわざミステリーゲームのネタにして人を招く理由は。誰もが怪しいミステリー会の参加者たち。事件の真相は次週に持ち越しとなったため、整の理路整然とした謎解きはお預けとなった。

■放送情報
『ミステリと言う勿れ』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:菅田将暉、伊藤沙莉、尾上松也、門脇麦、白石麻衣、鈴木浩介、筒井道隆、遠藤憲一ほか
原作:『ミステリと言う勿れ』 田村由美(小学館『月刊フラワーズ』連載中)
脚本:相沢友子
プロデュース:草ヶ谷大輔、熊谷理恵
演出:松山博昭、品田俊介、相沢秀幸、阿部博行
制作・著作:フジテレビ 第一制作部
(c)田村由美/小学館 (c)フジテレビジョン
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mystery/
公式Twitter:https://twitter.com/not_mystery_?s=09
公式Instagram:https://www.instagram.com/not_mystery_not

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