新情報が続々明らかに　ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース（SSU）の今後の展開を占う

　さて、ソニーはもうひとつスパイダーマンのコミックに登場するマダム・ウェブを主人公にした同名の映画を企画中で、ダコタ・ジョンソン（ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの娘）が主人公役の候補だそうです。このキャラの本名はカサンドラ・ウェブ。千里眼とか幽体離脱の能力を持った盲目の魔女です。その力を使い、スパイダーマンを助けてくれる存在です。ただ彼女は老女で重傷筋無力症という筋肉を動かせない難病をわずらっており、生命維持装置付きの車椅子に座っています。またこのキャラに2代目がいてジュリア・カーペンターというのですが、彼女は2代目スパイダーウーマンという女性ヒーローもあるのです。ダコタ・ジョンソンの年齢を考えるともしかするとジュリア・カーペンター版かもしれないのですが、新設定でカサンドラ版を演じるのかもしれません。カサンドラはクレイヴンとも因縁があるキャラクターです。SSUにおけるワンダ／スカーレット・ウィッチやドクター・ストレンジ的ポジションを狙っているのかもしれませんね。ダコタ・ジョンソンといえば『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が有名ですが、僕はなんといってもリメイク版『サスペリア』の印象が強く、魔女役は似合うと思います（笑）。

　トム・ハーディのヴェノム、ジャレッド・レトのモービウス、アーロン・テイラー＝ジョンソンのクレイヴン、そしてダコタ・ジョンソンのマダム・ウェブとは、SSUもすごいシネマティック・ユニバースになりそうです。

■公開情報
『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』
全国公開中
出演：トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
監督：ジョン・ワッツ
脚本：クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
製作：ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
配給：ソニー・ピクチャーズ
原題：Spider-Man: No Way Home
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