H・カイテルとS・ワーシントンの対峙シーンが 『ギャング・オブ・アメリカ』本編映像

カイテルとワーシントンの対峙シーン映像

 現在公開中の映画『ギャング・オブ・アメリカ』の本編映像が公開された。

 本作は、全米最大の犯罪組織「シンジケート」を率い、アメリカの暗黒街を支配した男の人生を描いたクライム・サスペンス・アクション。禁酒法時代から戦後まで、アメリカの暗黒街を牛耳った伝説のギャング、マイヤー・ランスキーの半生に、時代を行き来しながら迫っていく。

 ランスキー役を『レザボア・ドッグス』のハーヴェイ・カイテル、作家役を『アバター』シリーズのサム・ワーシントンが演じる。また、本作の監督・脚本を担当したエタン・ロッカウェイの父親であるロバート・ロッカウェイは、実際に生前のランスキーにインタビューを行った、ワーシントンが演じる作家ストーンのモデルでもある。

『ギャング・オブ・アメリカ』本編映像

 公開された本編映像は、年老いた伝説的マフィアのランスキーと、彼の伝記執筆を希望する作家のストーンが初めて顔を合わせる場面。ランスキーが「君の望みは? なぜ私の本を書きたい?」と尋ねると、ストーンは模範解答のような言葉を並べ立てる。しかし、それが本心ではないと見透かして呆れたランスキーに、「金が要る」と本当の理由を白状するストーン。「それだ!」と嬉しそうにストーンを指さし「それが君の真実だ」と心が通じ合い、2人は打ち解ける。

 そしてついにランスキーは「私が死ぬまでは原稿は誰にも見せるな。私が許可するまで話は全部オフレコだぞ。それまではただの作り話だ。罪に問われたくない」と、条件付きでストーンに伝記執筆を許可する。付け加えられた「裏切ったらタダではおかない」との忠告に身構えるストーンだったがそれを受け入れ、無事に伝記執筆が始まる。

■公開情報
『ギャング・オブ・アメリカ』
新宿バルト9ほか全国公開中
監督・脚本:エタン・ロッカウェイ
出演:ハーヴェイ・カイテル、サム・ワーシントン、ジョン・マガロ
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
2021年/アメリカ映画/英語/119分/シネマスコープ/字幕:草刈かおり/原題:Lansky/R15+
(c)2021 MLI HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:gang-of-america.com

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