広瀬アリス、プライム帯ドラマ初主演で“難アリ”女子に SixTONES 松村北斗と“本気の恋”に挑む
広瀬アリスがプライム帯ドラマ初主演を務める『恋なんて、本気でやってどうするの?』が、4月期のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ枠で放送されることが決定した。
本作は、恋に本気になれない6人の男女が、人生最大の“本気の恋”に落ちていく姿を描く群像ラブストーリー。『ラブジェネレーション』(フジテレビ系)、『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)の浅野妙子が脚本を手がける。
プライム帯ドラマ初主演となる広瀬は、27歳で“恋なんて人生のムダ!”と宣言している恋愛経験・男性経験ゼロの桜沢純(さくらざわ・じゅん)を演じる。また、そんな純の前に現れる、女性を癒す天才で、“来る者拒まず去る者追わず”の刹那恋愛主義男子・長峰柊磨(ながみね・しゅうま)役に、SixTONESの松村北斗が決定。広瀬と松村は、2012年に放送された『黒の女教師』(TBS系)以来、約9年ぶりの共演となる。
広瀬が演じる桜沢純は、洋食器メーカー「相良製陶」のデザイナー。仕事では若くしてチーフを任される実力者で、ファッションや食べ歩きなど趣味も充実、親友との女子会も楽しくて仕方ない。そんな充実した東京ライフで、人生のビジョンもはっきりしているため、このペースを乱したくない。だから「恋なんていらない!」と宣言する彼女は、27歳にして恋愛経験ゼロ・男性経験ゼロ。「恋愛なんて不確かなもので心と時間を無駄にしたくない」と考えているのだ。頑ななまでのそのスタンスには、ある理由が隠されている。
松村が演じる長峰柊磨は、フレンチビストロ「サリュー」のギャルソン兼見習い料理人。目を見張るほどのイケメンで、初めての女性客にはマスクを取って心をつかむ。女性の欲しがる優しい言葉や笑顔を返す感覚は天才的。恋愛は刹那主義で、求められれば店の客とも適度に関係をもつが、本気になることはないクールなスタンス。そんな柊磨がなぜか純に興味を持ってアプローチしたのをきっかけに、二人の恋が動き出す。
今回発表された桜沢純役の広瀬と長峰柊磨を演じる松村のほかにも、恋に“難アリ”な4人の男女が登場する。安定志向早婚レス妻・清宮響子(きよみや・きょうこ)と、「サリュー」で働く、料理の腕は超一流のミステリアスシェフ・岩橋要(いわはし・かなめ)、そして、愛され中毒のパパ活女子・真山アリサ(まやま・ありさ)と、不思議系陰キャ男子・内村克己(うちむら・かつみ)の4人。清宮響子と岩橋要を演じる第2弾キャストは、2月5日に発表される予定だ。
広瀬と松村、プロデューサーの米田孝(カンテレ)からはコメントも到着。ドラマの本編映像と広瀬と松村のコメントも収録した特別映像も公開された。
コメント
広瀬アリス(桜沢純役)
ドラマのオファーを頂いたとき、正直、“マジか~!”と思いました。これまでさまざまな作品に出させていただいたんですが、この作品のようにがっつりしたラブストーリーはあまり経験がなくて…思わず現場で照れ笑いしてしまいました(笑)。私が演じる桜沢純は、恋愛経験がゼロなのに「もう恋愛なんて別に私の人生にはいらないの」って言っているような恋愛をこじらせた女性。でも、仕事はちゃんとやっていて充実しているし、後輩もいるし、上司からは信頼されている。でも、友達と会っているプライベートの時は、弱さも出しながらスイッチを切り替えている実はどこにでもいそうな女性。思ったことをうまく表現できず素直になれない。そんな不器用な部分は私自身、純に似ているなと感じました。
共演する松村さんは、以前、学園ドラマで共演して9年ぶりくらいになりますが、テレビで見ているときはキラキラしたイメージですが、すごく落ち着いていて柊磨にぴったり。台本で読んでいた時の柊磨は、ミステリアスでちょっと無機質という印象もありましたが、松村さんがそれに息を吹き込むことによってすごく人間らしくて、もちろんかっこよくて、ミステリアスがより一層増して、とても魅力的だなと思いました。
3組の男女の恋愛を軸にラブストーリーが展開されていきます。その微妙な変化、人間の変化、恋愛心の変化っていうのも見ていただきたいですし、友達との距離感っていうのも、「あ、こんなことで!」とか「こういうことで仲良くなれるんだ!」とか「こういうときに支え合うんだ!」とか、そういうことも改めて考えさせられるのではと思います。
あとは個性豊かなキャラクターが本当にたくさん出てきて、ドラマ自体もスピーディーに進んでいくので、ずっと楽しめるドラマだと思います。
松村北斗(長峰柊磨役)
広瀬さんとは初共演から約9年ぶりで、当時一緒のシーンが多かったので結構しゃべっていたんですが、このドラマに入るときは久しぶりだから僕自身もギア入れなきゃと思って、初日から広瀬さんと積極的に話しました。僕自身、撮影現場では広瀬さんにリードしてもらってばかりですが、広瀬さんもゆだねているって話されていたので、互いに支えあって撮影が進んでいる感じです。
僕が演じる柊磨はギャルソンで接客業でもあるので、広瀬さん演じる桜沢純や監督と話しながら、会話の仕方や受け答えを探りながら演じています。台本での純は、こうかな?と予想した逆をいく女性。柊磨からすれば自分の想像の中に収まらない不思議な相手。柊磨は人を翻弄している方が楽で、翻弄されることから逃げているはずなのに、不思議な存在の純が気になってしまう。“難アリ”な純を広瀬さんが演じることですごく個性的で魅力的になっています。
登場人物全員が全く被らない個性を持ちつつ、何か同じ悩みというか、そういう共感性を持ち合わせた6人が集まったり、それぞれに恋愛をしたりとかすごく個性豊かな物語になっていると思いますので、ぜひ、楽しんで見ていただければと思います。
プロデューサー・米田孝(カンテレ)
このドラマ、広瀬アリスさんがとにかく新鮮です。ご本人がおっしゃる通り、意外にこういう“がっつりラブストーリー”の経験がそんなに多くない彼女が、現場で照れながら、しかし研究熱心に、一つ一つの心の動きを丁寧に演じる姿は、“新しい広瀬アリス”の魅力が爆発しています! 是非、彼女が演じる不器用でこじらせまくった桜沢純を応援してあげて下さい。そして恋のお相手となる松村北斗さんが、優しくて、危険で、ミステリアスで、とにかくカッコいい! 記憶に新しい朝ドラの“稔さん”ともまた違った魅力がダダ漏れ。男女問わずみんなが好きになってしまう長峰柊磨の魅力を、是非体感して下さい。
無意識のうちに人と向き合うことを避け、恋から逃げてきた6人の男女が、いつの間にか恋に落ちて“心の距離ゼロ”でぶつかり合う本気のラブストーリーをお届けします。あと4人、物語の中心となる豪華出演者陣は近日発表! そちらもお楽しみに!
■放送情報
『恋なんて、本気でやってどうするの?』
カンテレ・フジテレビ系にて、4月スタート 毎週月曜22:00〜放送
出演:広瀬アリス、松村北斗ほか
脚本:浅野妙子
演出:宮脇亮、北川瞳
音楽:吉俣良
プロデュース:米田孝、高石明彦(※「高」はハシゴダカが正式表記)
制作協力:ジ・アイコン
制作著作:カンテレ
(c)カンテレ