『ボバ・フェット』製作陣が見どころを語る 謎のキャラクターを捉えた特別映像も公開

製作陣がドラマ『ボバ・フェット』を語る

 12月29日17時よりディズニープラス独占で日米同時配信される『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』から、製作陣やボバ・フェットを演じる俳優テムエラ・モリソンらのコメントと、特別動画が公開された。

 ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』において、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場した『スター・ウォーズ』史上最強の賞金稼ぎボバ・フェット。本作では、今まで謎に満ち溢れていた彼の数々の真実が明かされる。本作には、『マンダロリアン』シリーズを手掛けた製作総指揮のデイヴ・フィローニやジョン・ファヴロー、ロバート・ロドリゲス監督らが集結した。

 製作総指揮を務めるフィローニは、ルーカスに実力を認められ『スター・ウォーズ』アニメシリーズの製作を任された“ルーカスの後継者”とも言える実力者。ルーカスから直々に『スター・ウォーズ』について学んだフィローニは、アニメーション映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』などで成功を収めてきた。

 子供の頃から『スター・ウォーズ』の大ファンだったフィローニは「ボバ・フェットは僕が子供の頃に見た時、名もなき男のような孤独な賞金稼ぎだった。誰もボバ・フェットの顔を知らず、彼が何者なのか分からないミステリアスなキャラクターだったよ」とボバの魅力について語る。

 もう一人本作の製作総指揮を務めるのは、『アイアンマン』や『アイアンマン2』などマーベル作品やCG作品を駆使した『ライオン・キング』などの監督で評価されているファヴロー。彼も10歳の時に初めて『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を見て人生を変えるほど大きな衝撃を受けたという筋金入りの『スター・ウォーズ』ファン。そんなファヴローもボバ・フェットの虜になった一人だが、本作で描かれる“ボバの過去”について「本作では『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の終わりまでの間に何が起こったのか(※ボバは『ジェダイの帰還』の前半でサルラックに飲み込まれ死んだと思われていた)、そして現在のボバ・フェットの姿が描かれるんだ」と言及している。

 そして『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でボバの父ジャンゴ・フェットを演じ、『マンダロリアン』シーズン2でボバを演じたモリソンは、「本作にはたくさんのアクションとドラマティックな展開があり、ファンの方が喜んでくれるお楽しみもあるんだ。皆さんに見てもらえると思うだけでとてもワクワクするよ」と明かした。いまだ謎のベールに包まれている本作だが、知られざるボバ・フェットの過去と、ルークの故郷タトゥイーンの闇の世界の支配者になっていくことが判明している。

ボバ・フェット/The Book of Boba Fett|60秒特別映像|Disney+ (ディズニープラス)

 あわせて公開された特別映像には、青いスピーダーに乗る謎の女性キャラクターが登場。『スター・ウォーズ』ファンから人気が高い犯罪王ジャバ・ザ・ハットが亡きタトゥイーンを舞台に、ボバ・フェットと暗殺者フェネック・シャンドがジャバの宮殿を支配する所から物語は始まっていく。青いスピーダーに乗り颯爽と現れる謎の女性キャラクターは、建物が崩れたタトゥイーンの街中を駆け抜ける。タトゥイーンはかつてアナキン・スカイウォーカーやルーク・スカイウォーカーが生まれ育った場所であり、犯罪者や賞金稼ぎや盗賊らが住み着く荒れ果てた惑星だ。そんなタトゥイーンの闇の世界で、ボバ・フェットは支配者へとのし上がっていく。

■配信情報
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』
ディズニープラスにて、12月29日(水)17:00より独占配信開始
(c)2021 Lucasfilm Ltd.

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