クリスマスツリーを背景にロイヤルファミリーが勢揃い 『スペンサー』家族写真カット公開

『スペンサー』ロイヤルファミリーの家族写真

 2022年に公開されるクリステン・スチュワート主演映画『スペンサー』の場面写真が公開された。

 スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ元皇太子妃。交通事故による死の直前まで、2人の息子を育て、人道支援活動に心を注ぎ、36歳という短い生涯を駆け抜けた。本作では、ダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇が描かれる。

 ヴェネチア国際映画祭、トロント映画祭など名だたる主要映画祭で上映された本作。ダイアナを演じるのは、『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のスチュワート。さらに、チャールズ皇太子を『風の勇士 ポルダーク』のジャック・ファーシングが演じるほか、『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスらが出演する。

 このたび公開された場面写真は、クリスマスツリーを背景にしたロイヤルファミリーの家族写真カット。英国王室の伝統的な習わしのひとつでもあるクリスマス、休暇中にはロンドンから北に160キロ離れたノーフォーク州にあるサンドリンガム・ハウスにロイヤルファミリーが全員集合し、家族団らんを楽しむのが恒例。ダイアナ元皇太子妃がチャールズ皇太子との離別を決意したといわれる1991年のサンドリンガム・ハウスでの出来事を描いた本作でも、クリスマスの記念に家族写真を撮影するシーンが登場する。

 一見すると、家族水入らずで過ごすクリスマスの幸せな様子が切り取られているようだが、ダイアナとチャールズの顔に笑顔はなく、2人の関係性に緊張感が見えるカットとなっている。この時すでにチャールズとカミラの関係について知っていたというダイアナだが、幸せの象徴であるクリスマスを、彼女は一体どんな思いで過ごしていたのか。また映画では王室の華やかであると同時に厳かなクリスマスの様子も描かれており、一般家庭から皇族入りをしたダイアナには息苦しさを覚える驚くべき習慣の数々も明かされる。

■公開情報
『スぺンサー』
2022年公開
監督:パプロ・ラライン
主演:クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリス
配給:STAR CHANNEL MOVIES
(c)Pablo Larrain

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