『ホークアイ』ジェレミー・レナー、主人公の心境と今後を語る 「また演じたいと思う」

『ホークアイ』ジェレミー・レナーが語る

 ディズニープラスにて配信中のマーベル・スタジオドラマシリーズ『ホークアイ』に出演するジェレミー・レナーのインタビューが公開された。

 本作では『アベンジャーズ/エンドゲーム』の2年後の世界を舞台に、“アベンジャーズを辞めたい男”ホークアイの物語が展開される。レナーー演じるホークアイの大ファンで、彼の相棒となるケイト役を、今回がMCU初参加となるヘイリー・スタインフェルドが演じた。アベンジャーズのオリジナルメンバーであるホークアイが大事件に巻き込まれ、聡明で正義感あふれる若きヒーロー候補のケイトがともに解決に挑むことになる。

 アイアンマンやキャプテン・アメリカらとともに、超人的な弓技で戦いに挑んできた“ヒーロー”であり、妻と子を愛する“ごく普通の父親”でもある男・ホークアイ。常に仲間と家族に寄り添ってきた男だが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、最凶ヴィラン・サノスにより家族が消失したショックで“ローニン”へと闇落ち。その後、仲間の説得でアベンジャーズに復帰し最終決戦へ挑んだ。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、「長い歴史を持つホークアイを掘り下げたいとはずっと思っていた」と語るように、多くの魅力を持ち、アベンジャーズの中でも欠かせない存在の彼を主人公にする意図は長年あったという。

 今、このタイミングで彼の物語を描くことについて、レナーは、「シリーズにおけるホークアイの最大の変化はやはり(『アベンジャーズ/エンドゲーム』で)仲間を失ったこと。その喪失感に向き合わなければならない。そして、僕たちはその感情を、この6時間の中で深く描くことができたんだ。“ローニン”を経ての『アベンジャーズ/エンドゲーム』での物語は、彼の最も大きな変化なわけだけど、本作ではさらに先を探求することができたんだよ」と、長い歴史と最大の変化を経た今だからこそ、掘り下げるべき深さのある彼の物語があったことを打ち明ける。

 本作では、“ローニン”時代にかかわる大事件が勃発。過去の過ちへの責任感から、家族の元を一時離れて戦いへと挑む中で、ホークアイに憧れる若き弓の名手ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)に出会い、共に解決へ挑んでいく。本作で監督兼エグゼクティブ・プロデューサーを務めたリース・トーマスは、「ホークアイが周りのキャラクターと一緒に時を過ごして、成長する時間が必要だったんだ。このシリーズは彼らが一緒になって、お互いから学ぶことを描いているんだよ」と、喪失感を抱えたホークアイが新キャラクターのケイトらと出会う、“『アベンジャーズ/エンドゲーム』の先の物語”を描きたかったと解説。

 これまで約10年にわたって演じ続けてきたレナーは、今後のホークアイについて、「先のことはわからないけど、ホークアイのスーツを着て、また演じたいと思う。毎回新しい発見があったし、どんどん世界が広がっていくのも面白いんだ。いつでも準備はできているよ!」と語った。

■配信情報
『ホークアイ』
ディズニープラスにて、毎週水曜17:00〜独占配信中
(c)2021 Marvel
公式サイト:disneyplus.disney.co.jp/program/hawkeye.html

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