年の瀬は関係性を見つめ直す時期? 『ニューイヤー・ブルース』で見る4組のカップル事情

『ニューイヤー・ブルース』は年の瀬の希望

 リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。11月くらいから「もう今年も終わりだ〜何もしてない〜」と唱えてきた大和田が『ニューイヤー・ブルース』をプッシュします。

『ニューイヤー・ブルース』

 新年を迎える直前の4組のカップルの姿を描く本作は、ニューイヤーの瞬間までの前日譚構成で7日前からのエピソードが紡がれていく。4組のストーリーはそれぞれ独立して物語が進み、直接8人が各々の恋愛について語り合ったりする場面はありません。でも、彼らはどこかでちょっとずつ交わっていきます。“奇跡”と呼べるほどの大きなことは起こらなくても、12月の残りわずかな年の終わり、たったの一週間で、大事な変化を過ごしていく8人のヒューマンストーリーからは、まだ残りの12月も捨てたもんじゃないな、とワクワクしながら過ごせそうな希望をもらいました。

 4組のエピソードはどれも素敵な展開を迎え、巷でもありえそうなカップルの問題をテーマに描きます。選びきれないなかでも、旅先で出会うジェホン(ユ・ヨンソク)とジナ(イ・ヨニ)の物語を紹介します。

 カップル4組のうちの一組、スノーボード選手のレファン(ユ・テオ)は長年付き合っている恋人のオウォル(チェ・スヨン)にプロポーズ。その裏では、同じスキー場で、ジナが恋人に別れを告げられてしまう。「私たちもうすぐ2000日よ……」のセリフには、付き合った記念を細かく祝う、特に韓国で強い風潮に正直、「重っ」と感じてしまったが、彼も彼だ。1年前から自分は納めていなかった、2人の旅行の為の貯金は均等に折半しようと言う。ジナは、そのお金を全て持ってクリスマス前に旅に出る。



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