入江悠『聖地X』がホラーに吹かせる新風 アリ・アスター、ジョーダン・ピールとも共振?
『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のアリ・アスター、『イット・フォローズ』『アンダー・ザ・シルバーレイク』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル、『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール……と近年、海外のホラー系の作家とその作品を観ても、ホラー映画作品で扱われるモチーフが大きくここ2〜3年でより具現化不能なものとして、変化しているように感じます。本作における入江監督の手腕はそうした流れにも共振しているように思えました。
これまでのいわゆるJホラーを更新、新たな風を吹かせるような本作。既存の日本のホラーに少し飽きている方はぜひ観てみてはいかがでしょうか?
■公開・配信情報
『聖地X』
11月19日(金)劇場・配信同時公開
配信:auスマートパスプレミアム、TELASAにて、11月19日(金)10:00〜
対象:auスマートパスプレミアム会員(月額情報料548円/初回30日間無料)、TELASA会員(月額情報料618円初回15日間無料)
出演:岡田将生、川口春奈、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔、パク・イヒョン、パク・ソユン、キム・テヒョン、真木よう子、緒形直人
監督・脚本:入江悠
原作:前川知大『聖地X』
音楽:SOIL&”PIMP”SESSIONS、海田庄吾
エンディングテーマ:SOIL&“PIMP”SESSIONS「Face」(Getting Better / Victor Entertainment)
企画:東映、ロボット
制作プロダクション:ロボット
共同制作:B.A.エンタテインメント
配給:GAGA /朝日新聞社
(c)2021「聖地X」製作委員会
公式サイト:https://seichi-x.com/
公式Twitter:@seichiX_movie