岡田将生&川口春奈、入江悠監督作『聖地X』に兄妹役で出演 「一癖も二癖もある映画」

岡田将生&川口春奈、『聖地X』出演

 2021年秋に劇場・配信同時公開される入江悠監督作『聖地X』に、岡田将生と川口春奈が出演することが発表された。

 前川知大が主宰するイキウメの人気舞台を、前川とは5年ぶりのタッグとなる入江監督が映画化する本作。「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』『樹海村』のプロデュースチームと、『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』『見えない目撃者』などを手がけるロボットが企画を務め、オール韓国ロケを敢行。『犯罪都市』『悪人伝』など数々の韓国映画を手がけたB.A.エンタテインメントが参加し、ロボットと共同制作を行った日韓スタッフ融合作品となった。

 夫との生活に嫌気がさし離婚を決意した東要が、日本を飛び出し、兄の輝夫が住む韓国の別荘へと足を向けるところから物語は始まる。突然妹が来たことに驚く輝夫だったが、夫のだらしなさを聞き傷がいえるまで共に韓国で過ごすことにする。しかしそれは悪夢の幕明けだった。二人は知らず知らずのうちに巨木と井戸が目印の名もなき聖地・“聖地X”に足を踏み入れていた。そこに入った者は精神を病み常軌を逸して、奇妙な死を遂げていく。輝夫と要たちはこの“聖地X”で起こる数々の惨劇から逃れ、忌々しい土地に根付く“約束された死”から解放されることはできるのか。

 本作で岡田は主人公・山田輝夫役、川口は輝夫の妹となるヒロイン・東要役を演じる。なお2人が入江監督の劇場版作品に出演するのは今回が初となる。

コメント

岡田将生

入江監督の気概に溢れている姿についていくスタッフ、キャスト。その内の1人でいれた事が何より心躍る日々でした。入江監督とは撮影を通して密にお芝居、映画についてよくお話させて頂き、信頼できる監督です。
また新たな一面を引き出してもらえた気がします。
日本のスタッフ、そして韓国のスタッフ共同で作る映画は海を越えても映画愛を感じる撮影の日々でした。迎え入れてくれたスタッフには頭が上がりません。
異国での1か月の撮影は当初不安でいっぱいでしたが、コミュニケーションを取るにつれて団結していく現場は映画ならではの空気だったのではないかと思います。
この映画、一癖も二癖もある映画になっています。
一度でもこの映画に触れたら癖になる事間違いありません。是非ご覧ください。
本作は、「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』、『樹海村』で驚異の大ヒットを叩き出し『牛首村』の公開を控えるプロデュースチームと『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』『見えない目撃者』等を手掛けるロボットが企画、そしてオール韓国ロケで臨んだ現場には『犯罪都市』『悪人伝』など数々の韓国映画を手掛けたB.A.エンタテインメントが参加し、ロボットと共同制作を行った日韓スタッフ融合の、世界基準の作品。二人がどのような恐怖に巻き込まれるのか、ご注目下さい。

川口春奈

入江さんの世界観は以前からファンでした。久しぶりにご一緒できて何より嬉しかったのと、入江さんワールド全開の作品でワクワクしました。
なかなか全編海外で撮影することはないので新鮮でした。現地のスタッフさんも多数いるなか、何よりコミュ二ケーションを大切にしました。ご飯は美味しくて人は優しくて、恵まれた環境の中お仕事させてもらえたことに感謝です。
どんな映画なのかって説明するのが難しい内容になってはいますが、怖かったり不気味だったり考えたりハラハラしてもらえるんじゃないかと思います。皆さんの感想がとても気になります。

入江悠監督

岡田将生さんとはいつか必ず映画でご一緒したいと思っており、今回ようやく念願が叶いました。川口春奈さんとはドラマでご一緒して以来でしたが、とても難しい役を見事に演じてくれました。
オール韓国ロケ、日韓キャスト・スタッフ編成の撮影を素晴らしいチームワークで撮りきれたのも、お二人の実力によるところが大きいと実感しています。
観たことのないスゴい映画になっています。ご期待ください

■公開・配信情報
『聖地X』
2021年秋、劇場・配信同時公開
出演:岡田将生、川口春奈
監督・脚本:入江悠
原作:前川知大『聖地X』
出演:X
企画:東映、ロボット
制作プロダクション:ロボット
共同制作:B.A.エンタテインメント
配給:GAGA /朝日新聞社
(c)2021「聖地X」製作委員会
公式サイト:https://seichi-x.com/
公式Twitter:@seichiX_movie

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる