谷垣健治による迫力のアクションシーンも 『レイジング・ファイア』予告編公開
12月24日に公開される映画『レイジング・ファイア』の予告編が公開された。
本作は、2020年に他界したベニー・チャン監督の遺作であり、ドニー・イェンとニコラス・ツェーがW主演を務める香港映画。中国で公開4週連続1位を記録、220億円突破の大ヒットを記録している。『るろうに剣心』シリーズなどを手がけている谷垣健治がスタント・コーディネーターを担当した。
公開された予告編は、ドニー・イェン演じるチョン警部が、麻薬組織の壊滅作戦中、謎の仮面を被った集団に襲撃され、警官仲間を惨殺されてしまう場面から始まる。その事件の黒幕として対峙するのが、ニコラス・ツェー演じる、かつての同僚で弟子のような存在だったンゴウ。彼はある事件で警察組織にはめられ投獄されており、犯人を問う尋問に対し「あんたを恨んでる奴かも」とチョンに冷たく言い放ち、ここから激しい闘いが展開される。 そして本作のアクション監督も務めたドニー・イェンが魅せる1対多勢の肉弾戦、ニコラス・ツェーのナイフバトル、バイクを使ったカーチェイスや銃撃戦、大爆破など、様々なアクションとドラマがスピーディーに展開されていく。
スタント・コーディネーターの谷垣は、「ドニーとベニー・チャン監督がタッグを組むのは26年ぶり。ベニー・チャン監督は大衆的で派手なものが好きで、ドニーはもう少しディテールの凝ったものが好きなのですが、その違いがうまく調和していました。二人が一緒にやることによる化学反応が大きかったのだと思います」と解説している。
また、特製ポストカード付きムビチケカードが11月26日より発売開始。特典のポストカードは第1弾がドニー・イェン、第2弾がニコラス・ツェー、それぞれの本国版ビジュアルデザインとなっている。
■公開情報
『レイジング・ファイア』
12月24日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本・プロデュース:ベニー・チャン
主演・アクション監督・プロデューサー:ドニー・イェン
主演:ニコラス・ツェー、チン・ラン
スタント・コーディネーター:谷垣健治
配給:ギャガ
原題:怒火・重案/2021/香港・中国/カラー/シネスコ/5.1ch/126分/字幕翻訳:鈴木真理子/PG12
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公式サイト:gaga.ne.jp/ragingfire/