自分宛ての一通の手紙から物語が大きく動く 『ディア・エヴァン・ハンセン』本編映像公開
11月26日に公開される映画『ディア・エヴァン・ハンセン』の本編映像が公開された。
第71回トニー賞で6部門(主演男優賞、作品賞、脚本賞、楽曲賞、助演女優賞、編曲賞)受賞、第60回グラミー賞で最優秀ミュージカルアルバム賞受賞、第45回エミー賞でデイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞を受賞したブロードウェイ・ミュージカル『Dear Evan Hansen』を『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームを迎え映画化した本作。主人公が1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、人とのつながりや“本当の自分”に気づくまでの過程を描く。
主人公のエヴァン・ハンセンを演じるのは、ミュージカル版でも主役を務めたベン・プラット。さらに、エヴァンが想いを寄せるコナーの妹・ゾーイ役を『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・デヴァー、エヴァンを支えるシングルマザーのハイディ・ハンセン役を『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親シンシア・マーフィー役を『バイス』のエイミー・アダムスが演じた。
日常に不安や孤独感を抱える高校生の主人公エヴァン・ハンセンは、セラピストからの宿題で自分宛ての「親愛なるエヴァン・ハンセンへ(Dear Evan Hansen)」から始まる一通の手紙を書く。今回公開された本編映像では、その手紙によってエヴァンの人生が一変するきっかけが描かれている。
変わらぬ日々への落胆、自分の居場所を求める気持ち、そして想いを寄せるゾーイについて綴ったハンセンの手紙は、よりにもよってゾーイの兄である同級生のコナーに読まれてしまう。誰にも知られたくないハンセンの心の内が明かされている手紙を持ち去られてしまい愕然とするエヴァン。しかし、その一通の手紙によって彼の人生が一変してしまう。
『ワンダー 君は太陽』、『ウォールフラワー』を手がけた本作の監督であるスティーヴン・チョボスキーは、「15年のキャリアの中で、僕はいつも若者を理解し鼓舞する映画を作ってきた。『ウォールフラワー』での経験から、人気のあるエンターテインメントは若者に影響を与えることができると気づいたんだ」と、本作が現代の若者が抱えるメンタルヘルス問題や、ソーシャルメディアや同級生の中で感じる孤独などについてダイレクトに語りかける機会になるとコメントを寄せている。
■公開情報
『ディア・エヴァン・ハンセン』
11月26日(金)全国公開
監督:スティーヴン・チョボスキー
出演:ベン・プラット、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァー、アマンドラ・ステンバーグ、ニック・ドダニ、ダニー・ピノ、コルトン・ライアン
脚本:スティーヴン・レヴェンソン
楽曲:ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール
製作:マーク・プラット、アダム・シーゲル
製作総指揮:マイケル・ベダーマン、スティーヴン・レヴェンソン、ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール
配給:東宝東和
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